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ければ、と真剣に行く先を考えるローラの成長が描かれます。
これまで小さな女の子から一家を助け、支えていけるお姉さんへと成長してきたローラ。今作では家族の中だけではなく、本当に自分で働きに出て、お金を稼いでくることが出来るようになり、ローラの成長振りには関心しきりです。そんな中で特に学生生活や冬の町の毎日のシーンは本当にいきいきと描かれていて、ローラの楽しさ、わくわくした気持ちが読んでいる私たちにもよく伝わってくると思います。目の見えなくなったメアリーの目の変わりをつとめた作者なだけあり、文章のすべてが読む人が容易にイメージでき、開拓時代の西部の小さな町が読む人の目の前に広がるのが感じられる事でしょう。また、このシリーズにはなかなか登場しなかった恋愛の要素も加わってきて、これからの展開に期待が膨らみます。
挿絵はこれまで同様ガース・ウィリアムズの素朴な絵が使われています。一家のあたたかさや町の様子、建物や小物など、繊細で柔らかく描かれています。この挿絵も一見の価値があるのではないでしょうか。
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