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大聖堂―果てしなき世界 (上) (ソフトバンク文庫)
 
 

大聖堂―果てしなき世界 (上) (ソフトバンク文庫) [ペーパーバック]

ケン・フォレット , 戸田 裕之
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

1500万部のベストセラー続編
14世紀のイングランド、キングズブリッジ。騎士の息子でありながら建築職人となったマーティンは、老朽化した伝説の大聖堂を復旧し、イングランドでいちばん高い塔の建設を決意するが……幾多の人々が織り成す波乱万丈、壮大な物語。全米ベストセラー第1位。


いつか、イングランドでいちばん高い建物を建てる――大きな夢を抱く建築職人のマーティンは、その才能に嫉妬した元親方の策略によって破門され、細々と生計を立てていた。一方、彼の恋人で富裕な羊毛商人の娘カリスは衰退する羊毛市を救うため、老朽化した橋の修復計画に奔走する
そんな折り、町の橋が崩壊して多数の死者が!
全世界で1500万部のベストセラーとなった『大聖堂』から18年、世界中をふたたび熱狂させた続編が登場。
全米ベストセラー第1位。世界27カ国で出版決定。

出版社からのコメント

「改革」をめぐる壮大な物語。700年も昔の異国を舞台に日本の現状を逆噴射する、奇跡の人間ドラマだ。――香山ニ三郎 氏(評論家)

面白さがてんこ盛り。特に胸を打つのは英国中世を舞台に、時代と格闘する男女の姿。――田口久美子 氏(ジュンク堂書店 池袋本店副店長)



ケン・フォレット(本書上巻「序文」より)
親愛なる読者のみなさまへ
『大聖堂』の続編を多くのみなさまから待望されていたにもかかわらず、私はこの作品を書きはじめるのをためらいました。
『大聖堂』をそこまで愛してくださったという事実が、私が神経質になった理由の一つです。
果たして同じくらい楽しませられる作品をものせるだろうかと不安を拭い切れなかったのです。
もう一つの問題は物語でした。中世の貧困と無知のなかで大聖堂を建てるのと同じくらい、書き手としての私を、
そして、読み手としてのみなさまを魅了するテーマがなかなか見つからなかったということです。
『大聖堂』を上梓して十八年後、私はその答えを見つけたのではないかと考えています。
この三年間、常にともにあった物語に最終的な推敲を加えながら、いま、私はこの文章を認めています。
最初は困難に怯んだものの、書き進めるうちに、この物語を愛するようになりました。
けれども、そろそろ別れを告げて、作品を読者に引き渡すときがきたようです。
みなさまが私と同じぐらい、この作品を愛してくださることを祈るばかりです。

登録情報

  • ペーパーバック: 672ページ
  • 出版社: ソフトバンククリエイティブ (2009/3/17)
  • 言語 日本語, 日本語, 日本語
  • ISBN-10: 479734623X
  • ISBN-13: 978-4797346237
  • 発売日: 2009/3/17
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 稀代のストーリー・テラーがつむぎ出す14世紀イングランドの人間ドラマ, 2009/10/7
レビュー対象商品: 大聖堂―果てしなき世界 (上) (ソフトバンク文庫) (ペーパーバック)
1500万部を突破して世界が瞠目した『大聖堂』。ケン・フォレットは3年の歳月をかけて、邦訳版は文庫上・中・下巻合計1999ページという前作を凌ぐボリュームの巨編を18年ぶりに続編として送り出した。

舞台は同じイングランドのキングスブリッジ。時代はあれから約150年後の14世紀である。本書では大聖堂はあくまでシンボル的な存在であり、前作で活躍したトムやジャック、アリエナの末裔たちが織りなす人間ドラマが主流である。

主人公格のマーティンとカリス、グウェンダをはじめとする登場人物たちが幾多の試練に見舞われながら、物語は1327年11月から1361年11月までの34年間が描かれる。

はじめは橋の崩落、フランスとの100年戦争で荒れた国家、さらにはヨーロッパを席捲するペストの猛威。これらの災厄にくわえて、さまざまな人々の野心、貪欲、希望、愛憎、そして復讐、人間の生み出すさまざまな思いと葛藤。読者は、思わずマーティンやカリス、グウェンダらに感情移入してしまい、ある時は絶望し、ある時は憎悪し、またある時は喜びに打ち震えること請け合いだ。

また、彼らが子供時代に遭遇した“事件”の謎がこの長い長い物語の最後になって、“幸運の切り札”として解き明かされ、利用されるといった仕掛けもほどこされている。

本書は、前作ほどの歴史絵巻的なスケール感は感じられないが、個々の人間の営みがより一層身近に、まるでそこにいるかのように読者に訴えかけてくる。まさに稀代のストーリー・テラー、ケン・フォレットがつむぎ出した14世紀イングランドの一大ロマン小説である。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 神の御心, 2009/5/9
レビュー対象商品: 大聖堂―果てしなき世界 (上) (ソフトバンク文庫) (ペーパーバック)
自分で判断できないときに,他人に:時に神に:その判断をゆだねる教会と,現実問題を把握しきっている市民との埋めようのない溝が明らかになっていく。

今も昔も,権力者は私腹を肥やすことしか考えていないのだ。

救いとはみんなの物ではなく,まずは自分たち(教会)の物なのだろう。

橋の崩壊から急展開し始める話は,この後の巻でどんどん進みそうだ。

分厚いけれども,非常におもしろく,飽きさせない作品だと思う。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 タイトルに釣られて, 2009/4/18
レビュー対象商品: 大聖堂―果てしなき世界 (上) (ソフトバンク文庫) (ペーパーバック)
期待して読んでしまう。しかし、ちょっと違う。まず、アリエナのような女性は出てこない。

それから前作では、大聖堂ができるまでのプロセスが鮮やかに描かれていて、いつかこの目で大聖堂というものを直に見てみたいという衝動が沸き起こったものだ。

今度の作品では、それよりも中世の価値観に暮らす人たちの人間模様を描くことに力が入っている。とはいっても、時代は変われど人間のすることなど、変わりようが無いのだ。

今作品も建築物の話は盛り込んではあるものの、ストーリーにはあまり関係がない。

前作の大聖堂同様、読みでは確かにたっぷりある。冒頭に語られる、騎士の秘密とは?最後まで飽きずに読ませる仕掛けもちゃんとある。
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