第1章:空襲=無差別攻撃は犯罪だったのか
第2章:爆撃戦
第3章:空襲された人びとの体験
第4章:空襲した側の考え方
第5章:両親の声
第6章:無差別爆撃への反対論
第7章:無差別爆撃への擁護論
第8章:結論
の構成で、読了。
後半は良く有りがちな議論に突入していくので、戦争犯罪に興味が出だしたら読み直そうかと。
似た様な、「
新装版 アメリカの日本空襲にモラルはあったか―戦略爆撃の道義的問題」も
ほぼ同時に買いました。こちらも読了しました。
以前、「
第三帝国の神殿にて〈下〉―ナチス軍需相の証言 (中公文庫BIBLIO20世紀)」を讀んだ時に驚いたのですが、
ここまでも戦略爆撃で人々が亡くなっても、ドイツの軍需生産は終戦直前まで増え続けたの
ですよね... (特にベアリング生産は殆ど影響を受けなかった)
人々の士気を落として国力を低下させる事が戦略爆撃の主な目的とされている以上、失敗だった
としか云えないのでは?と、考えながら讀み進めています。
(それでも、輸送ラインの破壊効果は大きかったようですが。完成しても運べない...)
既に2章で「ベルリン爆撃は大失敗だった」という記述も出て来ています。
ルメイ将軍の「爆撃機だけで戦争に勝てると思った」というインタヴューを見た事が
ありますが、あれは幻か。
リヒテンシュタインさんのご指摘の通り、添付資料が素晴らしい!
私はUボート施設爆撃の資料が欲しかったので、これは随分と参考になります。
ドイツ爆撃はしっかりとしていますが、日本の方はいまいちあやふやですね。
それだけ記録が取れなかった、混乱していた、資料そのものが焼失したという
事でしょうか?