■私は、職場で英文を読み書きする必要があり、何気なくこの本を読み始めたのですが、これまでテキトウに使っていた「have」や「as」、何となく置いていた副詞や前置詞について、明快かつ理論的に説かれていて、頭の中がガラリと組み変わりました。「英作文」というタイトル以上に、「英語による発想→発信」の根本を教えてくれる名著だと思います。
■本書の第1部(全体の2/3)は、短い例文をもとに、どのように発想し、どのような単語・構文を使って文を組み立てるのかが説明されています。例:「道路が混んでいたので、彼は会議に遅刻した」「彼女は髪を短く切って、少女のようだ」 最初は、こんなのカンタンじゃん!と思いきや、時制や態、副詞の位置、前置詞の有無、動詞の適合性など、これまで自分がいかにイイカゲンな英文を作っていたのか思い知らされ、衝撃を受けました。
■第2部は、62項目の表現事典。habitとcustomの違い、excuseとpermitの違い、be proud ofとboast ofの違い、など。
■第3部は、自由英作文(外語大〜国立大向け)。しかし、論理の組み立て方、文の繋ぎ方など、受験生なら「国語」の小論文にも役立ちますし、社会人なら、スピーキング・ライティングに役立つこと請け合いです。
■なお、中学〜高1レベルの英語をマスターしていない人は、先に基礎を固めてから本書に取り組んでください。・・・本書は、比較級や過去完了や受動態をすでに学んでいる、という前提で話を進めています。