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大番〈上〉
 
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大番〈上〉 [単行本]

獅子 文六
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

昭和の初め、愛媛の田舎を飛び出した一人の青年は、生き馬の眼を抜く日本橋兜町で小さな株屋に滑り込む。見てくれ不細工、純情でなまりも抜けない、でも金が好き、女も好き。我らがギューちゃん、兜町を舞台に小僧から成り上がる。元証券会社社長をモデルにした物語。映画化4回。日本中を熱狂させた経済小説の原点。文化勲章、芸術院賞受賞の獅子文六の名作復活。

内容(「MARC」データベースより)

昭和の初め、愛媛の田舎を飛び出した一人の青年は、生き馬の目を抜く日本橋兜町で小さな株屋に滑り込む。元証券会社社長をモデルにし、週刊誌連載中から人気を博した経済小説の傑作。再刊。

登録情報

  • 単行本: 361ページ
  • 出版社: ゼネックス (1997/12)
  • ISBN-10: 4795261199
  • ISBN-13: 978-4795261198
  • 発売日: 1997/12
  • 商品の寸法: 19 x 12.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 503,226位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
ひょんなことから故郷を捨てて株の世界に飛び込んでいった男の一代記、
「最後の相場師」の物語は、実に痛快であり、どこか一抹の哀しさを残す読後感だった。
まあ、詳細を書くとネタバレになってしまうのでとりあえず措いておいて。

本書は昭和30年代の新聞紙上で大変な賑わいを見せたというが、
それも十分納得のいく仕上がりになっている。
小説の結構、文章の練達、登場人物たちの魅力がこれほど活き活きと
伝わってくる小説も最近の小説では中々お目にかかれないのではないか。

満州事変から支那事変〜太平洋戦争〜終戦〜戦後についての、
取引所などを中心とした描写がまた見事で、当時の取引所に立ち込める空気、
花柳街の空気、旧体制下の軋轢なり野心、浪漫なりがありありと浮かんでくる。

文章表現には少なからず女性を物扱いするなど、
女性読者の反発をかいそうな部分もあるが、それらも一つの時代感覚、
というよりも主人公の型破りな女性観と捕らえるとうなずける。

著者の円熟期の馥郁たる香りが立つ名著である。知らぬは恥!
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