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大江戸遊仙記 (講談社文庫)
 
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大江戸遊仙記 (講談社文庫) [文庫]

石川 英輔
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商品の説明

内容紹介

江戸情緒に酔う!大好評の大江戸シリ-ズ。
船にゆられて墨堤のお花見を満喫した後は深川で牡丹、亀戸では藤を楽しむ。タイムスリップした中年男と小粋な芸者のいな吉が、のどかな江戸の四季を遊ぶ物語。

隅田川の川面に吹く心地よい春の風。船にゆられて墨提のお花見を満喫した後は深川で牡丹、谷中で螢を愛でる。せわしない現代の東京から、一気に160年前の江戸の町にタイムスリップ(転時)した中年男と意気で気風(きっぷ)のいい芸者の大江戸遊覧紀行。
綿密な考証で江戸に遊び、江戸に学ぶ“大江戸”シリーズ好評第3弾。

内容(「BOOK」データベースより)

隅田川の川面に吹く心地よい春の風。船にゆられて墨堤のお花見を満喫した後は深川で牡丹、谷中で蛍を愛でる。せわしない現代の東京から、一気に160年前の江戸の町にタイムスリップ(転時)した中年男と意気で気風のいい芸者の大江戸遊覧紀行。綿密な考証で江戸に遊び、江戸に学ぶ“大江戸”シリーズ好評第三弾。

登録情報

  • 文庫: 256ページ
  • 出版社: 講談社 (1993/11/4)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061853414
  • ISBN-13: 978-4061853416
  • 発売日: 1993/11/4
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:文庫
 何も考えずに手に取ったのだが、「大江戸神仙伝」「大江戸仙境録」に続く第3作で、続き物なのだった。
 もっとも、前2作を知らなくても理解できるように配慮はされていて、これだけを読んでも、わけがわからない、などということはない。

 主人公は、40代の著作業で、妻は30そこそこ。江戸時代に行けば19歳の芸者が恋人。「遊仙記」というのが「遊仙窟」を思わせる。

 現代と江戸時代との対比の必要上、そういう設定になっているのかも知れないが、作者の願望も少しはあるのでは、と思いながら読んでいたが、読み終わって考えたのは、「これは男が主人公でなくてはならない」ということ。

 女が主人公で、現代では年上の夫がいて、江戸時代に行くと若い役者が恋人で、というわけにはい!かないだろう。特に江戸時代においては、男ほど自由に行動するわけにはいかないだろうし。女性が書いても主人公は男にするだろう。

 全体としては、小説と言うよりは文化論である。特に大きな事件が起こるわけではない。主人公が現代と江戸時代を行き来してその違いについて考える、という話。
 江戸時代はこうだった、という説明的な文章が多い。主人公の思考の形を借りて、作者が現代日本を論じるのが5ページも続いたりする。(p111~p114)

 また、「中野」の章では、主人公と妻の会話の形で、現代政治論が語られる。
 単純に、江戸時代の方が良かった、と言っているわけではない。しかし、現代日本のあり方は間違っている、という意識は強い。

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