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大江戸曲者列伝―幕末の巻 (新潮新書)
 
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大江戸曲者列伝―幕末の巻 (新潮新書) [新書]

野口 武彦
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ペリーに抱きついたマジメ学者、アメリカ女性にもてた少年通訳、先祖の悪名が気になる大名、殺しを愛した勤王家、机上作戦では必勝の指揮官、銃弾に散った旗本、クリカラモンモンの歩兵差図役…など三十八人。歴史変動は万人が避けられぬ巨大災害だ。切羽詰まった現場のナリフリ構わぬ姿にこそ人の器が出る。いかに土壇場を切り抜けたか、あるいは切り抜け損なったか。目が離せない幕末ドタバタ人物誌。

内容(「MARC」データベースより)

ペリーに抱きついたマジメ学者、アメリカ女性にもてた少年通訳、先祖の悪名が気になる大名等々、幕末に生きた全38人がいかに土壇場を切り抜けたか、あるいは切り抜け損なったかを紹介する、目が離せないドタバタ人物誌。

登録情報

  • 新書: 229ページ
  • 出版社: 新潮社 (2006/02)
  • ISBN-10: 4106101564
  • ISBN-13: 978-4106101564
  • 発売日: 2006/02
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
前作「太平の巻」同様、毎回一人の人物にスポットを当てた「読み切り歴史コラム」を並べた体裁で、軽妙な語り口なので読みやすい。ただ、前作に比べ人物が政治家や役人に偏り、文化人や庶民があまりとりあげられなかったのがちょっと残念。それでも前作を楽しめた人はもちろん、幕末好きの人にも十分おすすめの読み物です。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By アバ
形式:新書
 幕末を駆け抜けた38名もの人々の生き様・死に様が簡潔にまとめられています。それぞれの節は個性的で、輪郭は明瞭です。各々末尾の文体に工夫が凝らされているからでしょう。  極めて個人的な印象ですが、読み進めているうちに、もしかしたら本書は幕末の人々を題材にした叙情詩なのではないかと感じられることがありました。作者は正座して朗々とうたっているようです。「英霊の帰還」の節など、さしずめ余韻嫋々たる間奏曲です。
 とても面白く味わうことができました。
 なお、「最後の江戸町奉行」の末尾の文「入れ替わったのは主だけという点に明治維新の何とも不思議な合理性がある」は、アメリカのイラク占領政策担当者が心すべき含蓄に富んだ言葉のように思えます。
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By sirou55 トップ500レビュアー
形式:新書
私は家康公恩顧の大名で幕末には大老井伊直弼を擁した譜代の彦根藩が、いくら機を見るに敏とはいえあっさりと西軍に降りてしまったことが腑に落ちなかった。今回この本で「泥まみれの赤備え」を読んでやっと合点がいった。歴史の機微というものは当事者の感情に左右されるものだということは「クーデター大好き」で岩倉具視のところでも解説している。

「龍馬を斬った男」も本人は階下の台所で見張っていただけなのに、人に話を吹聴しているうちにいつの間にか自分も二階に上がって乱刃に加わって、あたかも龍馬を自分が斬ったかのように話がふくらんでいくのもありがちな話だなと納得できる。「老人隊奮戦す」はもう少し詳しい話も書くことができるのだろうが、紙面の関係でコンパクトにまとめてある。

どの話も幕末の大きな波の中では小さいエピソードだが、見逃すには惜しい。
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