たしかに江戸の町のリサイクルや太陽エネルギー利用について書かれてはいます。
ただ、著者の現代文明へのボヤキ(冒頭一章+各章にかかさず毎回)と17世紀の西ヨーロッパ文明についての否定文が多く(主題である江戸の町の記述より多い部分も)、辟易します。
論調が終始「昔はよかった」なのも高度成長期から40年経ち少しづつ自然エネルギーが商業として成り立つようになってきた今となっては虚しい感じです。著者の頭の中は高度成長期で止まっている印象を受けます。
主題自体の目の付け所は悪くはないので、著者の心象抜きの版が欲しくなりました。