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大本襲撃―出口すみとその時代 (新潮文庫)
 
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大本襲撃―出口すみとその時代 (新潮文庫) [文庫]

早瀬 圭一
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

昭和10年12月8日、国の威信をかけ、特高警察は遂に大本に踏み込んだ。第二次大本事件のはじまりである。
二代教主すみはこの後、6年を超す獄中生活を余儀なくされる。
夫で教祖の出口仁三郎にくらべ、一般に知られることの少なかったすみの生涯を追いながら、事件の核心に迫る大宅賞作家渾身の一作。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

1000人検挙!二代教主すみと王仁三郎に国家が襲いかかる昭和史の闇を徹底検証。拷問死、自殺も相次いだ未曾有の弾圧は何故起きたのか!?昭和10年12月8日、国家の威信をかけ、特高警察は遂に大本に踏み込んだ。第二次大本事件のはじまりである。二代教主すみはこの後、6年を超す獄中生活を余儀なくされる。夫で教祖の出口王仁三郎にくらべ、一般に知られることの少なかったすみの生涯を追いながら、事件の核心に迫る大宅賞作家渾身の一作。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 465ページ
  • 出版社: 新潮社 (2011/03)
  • ISBN-10: 4101390061
  • ISBN-13: 978-4101390062
  • 発売日: 2011/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 松子
形式:単行本
アブナイ話しだなぁと一読して思ったわけです。ちょっと人気のある宗教が政治色を色濃く活動し始めたから、それが国家を揺るがすと不安に思うというのは、なんだか情けない話。もっと違う方法はなかったのか?

国家の為、天皇の為にならないとの判断の底に思い込みがあったとしたら…その思い込みに加速がついて無抵抗の者を1000人もひっぱってボコボコに拷問して…。そんなことが許されてたら、恐ろしい世の中です。個人的に恨みもないものが、権力に翻弄されて、拷問で殺してしまう精神障害を起こさせてしまう、健全な人間であったらそうはしないでしょう?麻痺している。

この実録は、うんざりするほど重いです。読み終わるまで正直長かった。でも、これを知らずに、理解せずにこれからを生きるとしたら、また同じ過ちが起きるのではないだろうか、戦争、原爆を忘れないで語り継ぐのと同様に、大本事件についても本を読み継ぎ、語り継いでもらいたいものだと感じました。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
最近、面白くて一気に読む・・・という本にあまり出くわしませんが、この本は一気に読んでしまいました。
特高課長の杭迫氏が、最初は客観的に出来る限りの資料を集めて大本の教義を勉強された点は、意外であり、正直なところ感心しました。そしてそのような最初の態度が天皇制を維持しようとする国家の思惑や教団内の浅野和三郎氏など一部の人々の過激な発言等で変化していく過程、さらに教団が事件に追いこまれていく様子が、出口王仁三郎や二代教主の人間性を織り込みながら、描かれていて、読み物としてとてもよく出来ていると感心しました。同時に、この書物からは王仁三郎や二代教主の人間的魅力に触れることも出来、信仰を守り抜く宗教者の強さをも学ぶこともできます。読みながら、何度か涙腺がゆるみました。ここまで非情・非道になれる人間と、それを耐え抜き、信仰を守る人々とのコントラスト―人間の悲しさと崇高さ―が同時に私の胸に迫ってきたからです。
本書の最後にある、現教主および島園先生と著者との対談は、個人的に聞いてみたいことをずばりと質問されていて(大本の信徒数の問題や生命倫理の問題など)、現在の大本が直面している問題を明らかにし、今後の大本の課題と使命を学ぶ上でも重要な資料であると思いました。読み物としても、資料としても、今後とも末永く読み伝えるに値する非常に貴重な書物であると思いました。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
こんな弾圧は後にも先にも無いのではないでしょうか。しかも二回も・・・。当時信徒数100万人とも言われてた大本に脅威を感じ、弾圧に乗り出しました。理由なんて何でも良かったと思います。そして結局は無罪。出口王仁三郎は一切保証金を受け取らなかったそうです。受け取ってもいいじゃんと思いますが、「国民の血税を貰う訳にはいかない」と言ったそうですね。この話は昔聞いた話も入ってますが、いろんな意味ですごいと思います。
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