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大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書)
 
 
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大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書) [新書]

中村 仁一
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (131件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

死ぬのは「がん」に限る。ただし、治療はせずに。

3人に1人はがんで死ぬといわれているが、医者の手にかからずに死ねる人はごくわずか。
中でもがんは治療をしなければ痛まないのに医者や家族に治療を勧められ、
拷問のような苦しみを味わった挙句、やっと息を引きとれる人が大半だ。
現役医師である著者の持論は、「死ぬのはがんに限る」。
実際に最後まで点滴注射も酸素吸入もいっさいしない数百例の「自然死」を見届けてきた。
なぜ子孫を残す役目を終えたら、「がん死」がお勧めなのか。
自分の死に時を自分で決めることを提案した、画期的な書。

内容(「BOOK」データベースより)

3人に1人はがんで死ぬといわれているが、医者の手にかからずに死ねる人はごくわずか。中でもがんは治療をしなければ痛まないのに医者や家族に治療を勧められ、拷問のような苦しみを味わった挙句、やっと息を引きとれる人が大半だ。現役医師である著者の持論は、「死ぬのはがんに限る」。実際に最後まで点滴注射も酸素吸入もいっさいしない数百例の「自然死」を見届けてきた。なぜ子孫を残す役目を終えたら、「がん死」がお勧めなのか。自分の死に時を自分で決めることを提案した、画期的な書。

登録情報

  • 新書: 213ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2012/1/28)
  • ISBN-10: 4344982487
  • ISBN-13: 978-4344982482
  • 発売日: 2012/1/28
  • 商品パッケージの寸法: 17.4 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (131件のカスタマーレビュー)
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650 人中、627人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 三年前に出版されていたならば 2012/2/28
形式:新書
<食べないから死ぬのではなく
 「死ぬ時」が来たから食べないのだ>

そうか、そうだったのか!

この言葉を3年前に聞きたかった

それまで食欲旺盛だった97歳の母が
徐々に食事が取れなくなりました
私は
食べないと元気にならない、食べないと病気も
治らない そう思って
母の口をこじ開けて、スプーンを押し込んでいました

母の為に・・と思ってしたことが
実は母には拷問だったのですね
私が犯した行為は、母が亡くなって3年たた今でも
トゲのように胸に刺さっています

病院では、鼻チューブ栄養を試みられましたが
消化できず、すぐ下痢として出てしまうので
次は中心静脈栄養になりました
首に注射針を刺して栄養を補給する方法ですが
当時は、早く母を元気にしたい一心で
私は処置に同意しました

しかし、
首に注射針が突き刺さった母の姿を見た時
あ〜こんな辛い思いをさせてまで生きなくてはいけないのかと
胸が痛み、心は揺れ動きました
その間にも
血圧が上がったと言えば、下がる点滴を
下がったと言えば上がる点滴を処置されていました
私はいたたまれなくなって
「もう辞めてください、何もしないでください」と訴えました

院長も婦長もわかってくださって
その後は水も栄養もなしです
それから一週間くらいたった頃
私の目の前で、母は安らかに死んでいく姿を見せてくれました

とは言うものの
栄養を止めてしまってよかったのだろうかと
3年間、内心、忸怩だるものがありましたが
本書を読んでやっと胸のつかえが下りました

人は誰でも必ず死ぬんだ、と言うこと
死ぬこと(自然死)は怖くないと言うことを
教えてくれる本です

重いテーマながら
著者のユーモアある文章で、時にはくすっと笑ったりして
読み進んでいきました

3年前にこの本に出会いたかったです

老若男女 すべての人に読んで欲しいです
特に病院の先生には

蛇足ながら
本書を読んでから
私が書いていた「エンディングノート」の一部を
書き換えました
このレビューは参考になりましたか?
274 人中、263人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
無治療でも痛い癌はあります。中村先生が書いておられる「無治療の癌は痛くない」では誤解を生みます。
せっかく素晴らしい事を書かれているのに、そこに批判が集中しそうで心配です。

例えば、「みぞおちが痛いなー」と思って胃カメラを飲んだら胃がんだったというような
「痛みがきっかけで癌を発見→治療」の方は沢山いらっしゃいますのでそういう方達からは批判されてしまうでしょう。

本で書かれているように、全身に癌が転移しているのに痛みがなくて治療せずに枯れていくように亡くなって行く方も確かにいます。

でも、そういう方のほとんどは在宅や特養などの施設に行かれます。

痛みがある患者様は、最後の死に場所として病院やホスピスを優先的に選択されます。

在宅で往診や訪問看護を受けながら症状緩和している方もいらっしゃいます。

中村先生は「痛みがない癌患者」に出会う機会がたまたまではなく、必然的に多い環境(特別養護老人ホーム)なのだと思います。

痛みがない癌は、治療は不要だと思います。

ざっくりと「癌になっても治療はしない」と決めてしまうのではなくて、その病気に応じたきめ細かい対処の判断が望ましいと思います。
癌でも抗がん剤が奏効する種類(小細胞肺がんなど)もあるので、放置するのは勿体無い場合もあると思います。

沢山ある治療や代替療法の中で、あなたの場合にはこの対処がベストであると情報提供してくれるバランスのとれた医師はごく少数です。

西洋医学と東洋医学、様々な代替医療を取り入れておられるのは帯津先生しか私は知りません。

病気は治療してもしなくても流動的に変化していきます。

急性期には自分にピッタリだった主治医の方針も、慢性期や終末期には意見が合わなくなって来る場合があります。

その時は、勇気を持って新たに自分の望む医療を提供してくれる医師を探さなければいけません。

中村先生の自然死に対する考え方(胃ろうや点滴はしない方が良い)は100%同意見なので星4つにさせていただきました。

今後、本末転倒な医療による苦痛を味わう患者様がいなくなるように私も活動していきたいと思います。
このレビューは参考になりましたか?
460 人中、435人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 安らかな死に方の解説書 2012/3/27
By ぼるびー トップ1000レビュアー
形式:新書
祖父をガンで亡くした。
嘔吐が頻繁に起きるようになったため検査してもらたところ、
かなり進行した胃がんであるとわかった。
このままではそう遠くない将来、
何も食べられなくなって衰弱死すると言われたため、
当然我々家族は手術を勧め、
しかし本人はどうせ放っておいてもじきにお迎えがくるのだから、
今更体にメスを入れたくないと言い張った。

結局我々が無理やり手術を受けさせるも、
手術後、ひと月たって我が家に帰ってきたのは
物言わぬ亡骸となった祖父だった。

物を食べられるように、と手術をしてもらったのに、
術後の苦しさと衰弱のあまり
一度も口から食べ物を入れることなく旅立ってしまったのは
なんとも皮肉な結果である。
入院する前日まで趣味の畑仕事に精を出していたのだから、
我々の無理強いが祖父の寿命を縮めてしまったことは間違いない。
ほんとに申し訳ないことをした、と
今でも実家に帰ったときは祖父の遺影に頭を下げている。

一方、祖母は五体満足でいつも元気な老人だった。
茶飲み友達と談笑していた姿を今でもよく思い出す。

ある日、定期検査ということで入院したのだが、
数週間後には深刻なボケが出て、支離滅裂なことを喋りだし、
息子である父の顔を見ても誰だか判らなくなってしまった。

明るく優しい祖母は
物忘れが激しいとか、孫の名前がなかなか出てこないとか
そういった症状はあったものの、
決して命に関わるような状態ではなかった体を
数週間病院のベッドに縛り付けただけで
孫との意思疎通すら叶わない別人になってしまったのである。

しばらくして祖母の意識が完全になくなり
日に日に衰えていく様を見て、
老人にとって病院の白い天井は
老いやボケを促進する劇薬なのかもしれない、
と感じた。

意識を失い一日中寝ている祖母を
せめて最後は静かに眠らせてやりたいと願い
流動食を流しこむような事は決してせず
ただ見守るだけにした。

数日後、祖母は文字通り眠ったまま亡くなった。

故人の逝き方は、
残されたものの心に苦いしこりを残すこともあるが
愛する人が死んだというのに幸せであるとすら思える程の
癒しを与えることもある。
私にとっては前者が祖父、後者が祖母である。
それ程に祖父は惨めで苦しい死を迎え
祖母は穏やかな死であった。

「おばあちゃん、最後は凄まじいボケ方したけど、
苦しまずに死ねてよかったよね」
祖母の祥月命日には必ずこのような会話が交わされる。

祖母の延命措置をしなかったことは
祖父と同じ目に合わせてしまったことに対する
罪滅ぼしみたいなもので、
祖母の命の期限は祖母に決めてもらう、という
責任転嫁でもあったかもしれない。
「苦しまずに死ねてよかった」などという言葉を
祖母が聞いたら怒り狂うかもしれない。
しかし祖母の安らかな顔は我々の心を救ってくれたことに違いはない。

野生動物は歯を失うと餓死する。
乳歯が永久歯へと生え変わり、
永久歯が使い物にならなくなる頃、
動物としての人の寿命を終えることは必然である。
この期間はおそらく30年程度であるはずだが、
栄養状態の改善、医療技術の進歩により
無理矢理に80歳まで「生かされている」のだろう。
そして動物としては正しくない生き方の歪が
高齢化社会の問題点の1つとしてクローズアップされる。

自分のことが自分で出来なくなったら無理に延命しない。
延命措置は本人が望んだ場合に限る。
一見すると非人道的にも思えるこの考え方こそが
超高齢化社会を迎えた日本の選択するべき道ではないか。
延命しようとして祖父に残酷な死に方をさせ、
延命を拒否した結果、祖母が安らかに旅立ってくれた者にとっては
そういう考え方が正しいように思えてならない。

長くなったが、本書はそのような立場に立った、
「死に方」についての解説本である。
生死観は人それぞれである。
しかし故人の死に際が安らかであることは
本人にとってはもちろん、
後に残される者にとっても非常に重要である。

文中、少々不謹慎な表現があるが、
そのような死に方をし、
そのような死に方をしてもらうにはこのような方法があるんだな、
と思いながら軽い気持ちで読まれるのが良いと思う。
このレビューは参考になりましたか?
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義母(妻の親)と14年同居。
義母は在宅介護を望み、妻が四年間寝たきりの親を見ました。... 続きを読む
投稿日: 14日前 投稿者: 田中 明生
5つ星のうち 5.0 高齢者には良い本です、医者に掛りすぎです
余程の事以外は余り医者に掛らない方が、金も使わないし美味しいものをたべます
自然に大往生が望ましいですね
投稿日: 15日前 投稿者: まーちゃん
5つ星のうち 4.0 面白い
引きずり込まれて読破、参考になって友人に回し読みとして喜ばれた
投稿日: 20日前 投稿者: 阿久津弘子
5つ星のうち 4.0 読んで面白い本でした。
人間の尊厳に目を向け、現在のコンピューター依存一辺倒の日本の一部の低質、低級な医療を戒めている本です。
投稿日: 1か月前 投稿者: Dondon
5つ星のうち 5.0 自分の死生感を常に頭においておきたいものです。
親の介護に直面して読む機会を得ましたが、もっと早い(若い)うちから意識すべき内容でした。
投稿日: 1か月前 投稿者: Sahori S.
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