初めて読んだ家作りの本だからかもしれませんが、とても感銘を受けました。
他の家作りの本も読みましたが、
阿保さんに対するリスペクトな気持ちは、今のところ変わってません。
あー、この人に家作ってほしい、一緒にとことん話し合いしたい、と思わせる本でした。
なんで、この人近所にいないんだろう、シクシク。気持ちは片想い。
タイトルから想像つくように、日本建築・木造の家についての長所を述べた本です。
でも、タイトルから想像がつく安易な押しつけ本とは違います(と思います)。
1.住空間 2.素材 3.技術 4.デザイン 5.間取り 6.予算 7.出会い
の7章構成になってます。
各章でそれぞれのポイントを述べているのですが、
実際に手がけた家のケースを交えながらの説明になっています。
家主の家に対する希望、こだわり、望むもの、譲れるもの、譲れないもの、予算、
そういうものを話し合い、
じゃあ、ここはこの素材にしよう、この間取りはこうしよう、など、
家作りの本当の意味でのプロセスが分かるようになっています。
特に、2章の化学物質過敏症の家主さんにのために建てた家のお話は興味深いものでした。
この本で、家作りにおける一番大切なことを学んだ気がします。
それは、工法とか素材とかそいうものではなく、
自分自身の家に対する想いだと感じました。
いい大工さんみつけるのがめんどうだから、ハウスメーカーに頼んじゃおう。
間取り考えるのが面倒だから、設計士に任しちゃおう。
業界大手だからここなら大丈夫だろう。
営業マン感じいいから気に入っちゃった。
ご近所だし、知り合いだからこの大工さんにお願いしよう。
自然素材だから大丈夫。
値引きで決めちゃおう。
こんな感じで家を建てようとしている人がもしいたら、
是非、この本を読んでからにしてください。
家作りの最初の一歩に、最適な本だと思います。