極東裁判で東条英機の頭をぽかったやったという人。この本に書かれている大川周明、ヨーロッパの植民地化からアジアを開放せねばという
岡倉天心 西郷隆盛 ガンジーなどの話から始まっていつの間にか日本もアジアを植民地化しようという動きになってしまった。いままで戦争という観点からの第2次大戦はなんとなく話としてわかっていたが、根底にあるアジア開放という考があったこと。残念ながらいつの間にか違った方向に行ってしまったが読んでいて面白かった。最初に著者がこの話を書いたのは1985年であるが、この手の話はそんなに売れるものではないので絶版になってしまったのを岩波から出したという。最近面白い本がなくなっていく中でやはり岩波文庫。良識ある良い本をまた出してくれた。まだ東京裁判のところまでしか読んでいませんが