発達障害(アスペルガー等自閉症スペクトラム・学習障害・注意欠陥多動性障害)を
持ちながら大学生になっているひとは数多い。彼ら彼女らの特性として,
ひとつの事に専念して取り組めば,大きな能力を発揮し(ものすごい努力をしてと言っておこう)
難関を突破する力を持っているからだ。発達障害の人は実感としては,100人に3人,3%はいるのではないか
と言う感じである
しかし,彼ら彼女らはその後の通常の学生なら簡単にこなせる課題につまずいてしまう。
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とここまで書いて,気がついたが、これらは「通常の学生なら簡単にこなせる課題」ではなく、
「通常の学生でも結構こなすのが困難な課題」である。
この本には、これら課題を、発達障害の学生が,乗り越える方法が,精神論や概説的な形ではなく、
極めて具体的に書いてあり,当事者も親も,大変参考になる。
ところで、この本に書いてあることで、印象的だったこと。
「支援を受けるのは甘えではない。より良い生活をするには必要なこと」
私見では、うまく学生生活を送れるよう、親が先回りしたり手をさしのべるのは、必要なことだ。
彼ら彼女らは、通常の学生より、何事も遅い。そこを通常の学生と同じスピードでできるように
してあげることはスポイルすることでも甘やかすことでも何でもない。支援である。
「もう大学生なんだから甘やかすな」は、当てはまらない。
彼ら彼女らは失敗体験からよりも、成功体験から多くのことを学ぶ。
自信を持って、親が手伝ってください。ただし黒衣となって。