神奈川大学名誉教授が書く 大学での学ぶべきことについて
構成は、大学入学した人に対して大学とは何か、学ぶとは何かについて
再度考えて見ようとの討議形式になっています。
まず、大学と教養ということで、受験型の答えの用意されているものから
自分で問いを探しに行く学問へと、そして、教養とは何かについて
述べています。
大学で学ぶということで、2章3章は大学もパラダイム変化に伴い
大きくそのディシプリンを変えてきたこと、そして現在の大学の
状況について考察しています。
学ぶということを考えるため、極端な例として、占星術、生と死、
そして学問と芸について考察があり、教養とは何かについて考え
させられる内容になっています。
最後の章が、仕事と学問ということで仕事と遊びの関係などに
ついて述べてあります。
最初はおじいちゃんの戯言かなぁと思っていましたが(失礼ながら)
全く正反対で、真剣にそして、親切に優しく大学で学ぶべきことを
考えるきっかけを与えてくれようとしているのがよくわかります。
また、「仕事」とは何かを考えさせてくれるこの本は単に
大学入学生の教養課程向けの本というよりも、教養を身につけるべき
社会人向けにも良い本だと思います お勧めです。