この本の印象をひと言でいうと、上のようになると思う。
扱っている問題自体は十分、大学入試レベル(それもなかなかいい問題を選んでいる)。
しかし解説する口調が柔らかくシンプルなので、雰囲気は分かりやすく取っつきやすい。
もともと英語の学習は、不必要もしくは不用意な文法用語を織り交ぜることにより、
かえってわかりにくくさせているという側面があると思う。
この本のように、本来のポイントとなる部分をストレートに
かつシンプルに語ってもらった方がずっと分かりやすい。
テキスト構成は『第1部 文法』と『第2部 語法』に分けられている。
理解した後、問題を解くことでこそ演習できる文法部分は、
四択を中心とした選択問題で構成されている。
一方、まずはしっかり覚えるべき語法系の問題は、四択系に画一化せずに
できるだけ覚えやすいような形式で、との配慮が感じられる。
『第2部 語法』に含まれる「前置詞」部分のまとめなどは
特によく考えられた整頓の仕方で好感が持てる。
いい本だと思いました。