大学教育、高等教育とは何かということを考えさせられる書。この手の本をいくつか読んだが、本書がもっとも文章がこなれていて、読んでいて詰まったりするところがなかった。
さて、どの世界にもやる気のある人と、そうではない人がいる。学生こそやる気の大小が在学中の態度にも現れてくると思う。そのパターンが18pに図とともに4つにパターン化されていておもしろかった。これから大学全入時代が来る。どうやったら、このパターンの中の疎外型を少なくするかが重要だと感じた。疎外型はたぶん中退して終わり、ということになりかねず、最も情報がとりにくいだろう。
大学教員よりも、むしろ大学事務の方が読んだほうがよいと思う。大学という組織がわかるはずである。