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大学の教育力―何を教え、学ぶか (ちくま新書)
 
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大学の教育力―何を教え、学ぶか (ちくま新書) [新書]

金子 元久
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 756 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

社会が変われば大学も変わる。大学全入時代をむかえ、いま大学の理念や組織のあり方が大きく揺らいでいる。今後も大学が未来の社会を考える場であり続けるためには、何が必要なのか。そして、学生は大学でいったい何を学ぶべきなのか。高等教育が直面する課題を、歴史的かつグローバルな文脈のなかでとらえなおし、大学が確実な「教育力」をもつための方途を考える。大学関係者、受験関係者、必読の一冊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

金子 元久
1950年生まれ。シカゴ大学(Ph.D.)。教育学者(高等教育、開発教育)。現在、東京大学教育学部長、中央教育審議会委員。高等教育研究の第一人者として、その業績は日本のみならず国際的にも高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 206ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2007/09)
  • ISBN-10: 4480063846
  • ISBN-13: 978-4480063847
  • 発売日: 2007/09
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By vatmideo トップ500レビュアー
形式:新書
「おわりに」には、「本書は高等教育にかかわる人を読者として想定したもの」と書かれています。
確かにそういった内容ですが、大学教育と社会(世相)との関連、日米の相違、大学教育の抱える問題点など、関係者でなくても面白く読めました。また社員教育や新入社員の採用にも役立つところもあり、特に後半は大変参考になりました。
蛇足:今もし大学に入学できるなら、当時のように遊ばず、もっと勉強するだろうと思います。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
大学教育、高等教育とは何かということを考えさせられる書。この手の本をいくつか読んだが、本書がもっとも文章がこなれていて、読んでいて詰まったりするところがなかった。
さて、どの世界にもやる気のある人と、そうではない人がいる。学生こそやる気の大小が在学中の態度にも現れてくると思う。そのパターンが18pに図とともに4つにパターン化されていておもしろかった。これから大学全入時代が来る。どうやったら、このパターンの中の疎外型を少なくするかが重要だと感じた。疎外型はたぶん中退して終わり、ということになりかねず、最も情報がとりにくいだろう。
大学教員よりも、むしろ大学事務の方が読んだほうがよいと思う。大学という組織がわかるはずである。
このレビューは参考になりましたか?
By ミヤコ トップ100レビュアー
形式:新書
本書は、教育学をご専門とする東京大学教授でいらっしゃる
著者が、大学を中心とした高等教育のあり方を、時代的、歴
史的側面を考慮しながら多角的に論じた本である。

本書の論理展開は分かりやすい。まず序章で、本書の議論の
中心となる教育力の構造を提示した後、第1章では、大学教
育の歴史的潮流をまとめている。ここでは主としてヨーロッパ
の大学教育にふれながら、フンボルト理念やリベラルアーツ
教育等も論じている。次の第2章では、アメリカの大学教育
についてまとめ、第3章の日本の大学教育との比較対照材料
として考える契機を与えている。

第4章では、現在岐路に立つ大学教育について、そして第5
章、第6章、第7章は、今後の大学教育のあり方についてま
とめられたものになっている。

戦後の社会構造から、ポストモダンの時代に入り、社会が高
度情報化、複雑化していき、日本の18歳人口の減少等による
大学のユニバーサル化が起こり、今まさに岐路に立っている
日本の高等教育が今後どういう方向で進むべきかが示されて
いる。

日本の将来に関わる難しい今後の大学教育についてふれた本
らしく、簡単な処方箋を示すのではなく、多角的に分析された
方向性が示された本である。
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