ほかのレビュアーに既に指摘されていますが、少しだけ。
1巻の面白さは「男女逆転のパラレルワールド」としての痛快さと面白さで
「技あり!」と思っていましたが、2巻では完全に「一本!」取られました。
1巻の引きから、「なぜ大奥が、このように変遷を遂げたのか」と
予想はしていたものの、そこで語られるその人間群像の重厚さとその愛憎劇に
完全に引き込まれております。
話の内容は読んでいただくにしても、このかよわき者たちに待ちうける試練と
最後まで畳みかける展開に、感嘆のため息をついております。
しかも、伏線が1巻からすでに仕込まれているんです・・・この二人の話も。
余韻にひたりながら、もういちど1巻を読み返してみてください。
何気ないひと言のセリフに気づいたときに、「よしなが先生、貴女って人は!」と
戦慄すら覚えるはずです。
この作品は、ほんとうに素晴らしいです。はい。