雑誌記事における「自己分析」の書かれ方から、「自己分析」について分析し、その変遷を分析した第7章と企業の実務家に対する聞き取り調査から、企業の採用基準がどうして不明確になるのかを分析した第8章が私にはすごくおもしろかったです(でも、社会学は私の頭には難しいのでしっかり理解できたような感じがしませんでした・・・。著者の方には申し訳ないです)。他の章の統計学的な分析を行ったところも学術的な意義はきわめて大きいのでしょうが、一読み手としては、質問紙調査で問われた調査項目がよくあるもののような気がするせいか、第7章と第8章と比べると私にはやや新鮮な驚きに欠けるように見受けられました。まあでも、そういうもんでしょうかね・・・。