『他人同士(全3巻)』で、主人公・諒一の上司として登場した小林と時田が主人公の本作。
スピンオフ作品ではありますが、諒一たちが入社してくる前の
小林たちが若かりし日々のお話になるので、『他人同士』を読んでいなくても問題なく楽しめます☆
(他人同士では二人共44歳でしたが、こちらでは28歳)
優秀な編集者の小林と、営業部のホープである時田。
同期入社にして、どちらも同じ性癖を持つ間柄なのに、時田は小林にはいつも喧嘩腰。
ある日、挑発された勢いで時田と体の関係を持ってしまったのをきっかけに
変化して行く二人の心境と関係を、仕事を交えて描かれています。
包容力のある小林(攻)も魅力的ですが、ツンツンしていた(デレはなし)時田の変化が愛おしかったです◎
それから、雑誌掲載作品である『大人同士』の他に、書き下ろし作品『同僚同士』も収録。
こちらでの彼らは31歳になっていて同棲もしているのですが、仕事がプライベートにも影響を及ぼし、話は一転二転。
『大人同士』では、時田には小林が必要だといった感じの関係性ですが
『同僚同士』の方は、小林にも時田が必要だということが伝わってくる作品でした。
また、『同僚同士』には、お馴染みのバー《キブラ》に、高校生の諒一が初めて顔を出したエピソードも描かれていたり
話の最後には、現在の諒一&暁カップルが登場するので、その後の彼らも垣間見れます^^♪
出版関係の仕事に就いていたという作者さんだけに、仕事面の描写もリアルで
恋愛面、仕事面、両方をしっかりと読ませてくれます。
骨太な作品がお好きな方はいかがでしょうか?^^