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大人は愉しい (ちくま文庫)
 
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大人は愉しい (ちくま文庫) [文庫]

内田 樹 , 鈴木 晶
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

何かと共通項の多いふたりの大学教授。ほぼ面識のないままメル友となり、芦屋と鎌倉でかわしつづけた交換日記。他者、ネット、映画、教育、イデオロギー、家族、身体、天皇制…深くて重いテーマでも、軽妙洒脱に語り合う。同意してかつナアナアではなく、対立してなお生産的。論じる内容の豊富さもさることながら、大人のコミュニケーション・テクニックを学ぶにも最適の一冊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

内田 樹
1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。都立大助手を経て、神戸女学院大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。合気道の師範でもある

鈴木 晶
1952年東京生まれ。東京大学文学部露文科卒。法政大学国際文化学部教授。専門は精神分析学、身体表現論。翻訳家、舞踊評論家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 266ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2007/08)
  • ISBN-10: 4480423559
  • ISBN-13: 978-4480423559
  • 発売日: 2007/08
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
対話モノ 2007/8/25
形式:文庫
対話モノが好きな私は、本書も非常に面白く読むことができた。
特に共感できるのは、お二人の「対話」の姿勢。論争ではなく、対話の方がより生産的であるという点は私自身の経験的にも説得的だった。
なので、お二人の論争を期待している方には「ぬるい」やり取りだということになるのかもしれないが、私自身にとっては「対話」の生産力を改めて感じる本だった。
それにしても内田樹は、日常的な「感覚」にことばを与えるのがうまいなあ、と思う。批判もあるようだが、やはりすごい人だなあ、と思った。
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内田思想の核 2010/8/31
形式:文庫
内田さんの書籍を乱読してますが、その一つ。
予想以上に面白いのが感想。教育の師弟関係の考え方もあらためて分かったし、そもそも内田さんの持論であることに気付く。
ちなみに対談者の鈴木晶さんの言説は面白い部分もあるけど、圧倒的に実のない話の方が多かった。などで結構、フェにズムとか、他者性とかやたら難しい内容に関してはちんぷんかんぷんで終わった。
大学教育の意義、インターネットが与える影響。教授陣の特権的知の権利が剥がれ、平等化する。その上でも大学は意味がある。それは、テクストを実体験で感じ取った時のみ、そのテクストの意味が分かるようになるという見地から、ソーシャルな知を学び取れるからだという。大学教育、なかんずく、教育全般の学ぶ意義について改めて学んだ。師弟観あり、宗教観あり。考えてみると、根本的に内田さんが言っていることは、一つの核をもって、あとはかなりテーマは違えど、同じことを言っているなと感じた。

以下、心に残った文。

P238
師を持つ意味。弟子に力がなから師をもたないとはならない。
そもそも師を持たなければ教える資格もない。
生身の人間が、その人自身が、どのようにしてその師から学知へのアクセスの仕方を学んだのかを身を以て示す以外に教えようのないものだと私は思います。

P108
鈴木 親はつねに子どもを承認しなくてもならないんだと思います。世間の価値観を優先させたとき、親子関係はうまくいかなくなるでしょう。

P118
パーフェクトな親を想定すること自体が間違い

P123
信仰は信仰を持つものの有責感を深めることによってこそ意味がある

あながたがた救われることによって、はじめて私は救われる。なぜなら、私はあながたたにすでに恩を受けているからである
という奉仕と謝恩スタンスに立つはず

P82
――公立学校がクラブ活動をしてきたのは文化活動の下支えをしてきた。
トランペットが吹けたり、スポーツができたり、たった3年間ですごいこと。

P83
内田 大学を出たとは、大学という学校の空間にいられたという「能力のあかし」だと思う。
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