なぜ、時間が進むのを速く感じるようになるのか?
文学博士にして心理学教育者の著者が、初心者から玄人まで対象
として解説しています。
問題の定義は以下のとおり。
「物理的には同じ時間が経過しているのに、
感じられる時間の長さが異なるのはなぜか?」
本書では、五感などと違って時間知覚には感覚器官がないこと、
知識があっても錯覚は回避されないことから、体感時間(「心的
時計の進み方」)は心理学的に速く感じることを説明しています。
例えば、代謝が上がると速く感じる身体的理由、また、脈絡や
まとまりなどの意味があることで短く感じる心的理由など。
僕としては、情報過多になり、やりたいことが多くて「時間が
足りない」と感じる心的理由にとても納得してしまいました。
なお、同時期に発売された以下の書籍とは、著者経歴・読者対象
が対極で面白いです。コラボでなく偶然のようですし。
竹内薫;『
一年は、なぜ年々速くなるのか (青春新書INTELLIGENCE)』