片岡鶴太郎さんは、実に味のある絵や字をお描きになります。
本書は、鶴太郎さんの字が、どのように書かれるのか
それを教えてもらえる本です。
本書の「はじめに」の中で、鶴太郎さんが
「下手こそ素晴らしい、味のある字となるのです」
と書いておられます。
しかし、きちんと書くに当たっての基本として
「新しい筆をおろす」方法や「筆の持ち方」についても
写真入で解説されており、抜かりはありません。
なによりも、筆で字を描く面白さ、楽しさを
鶴太郎さんが幅広く教えてくれるのが
本書の素晴らしいところだと思います。
巻頭にある、鶴太郎さんの作品にはとても及びませんが
自分でも描いてみたい、と思わせてくれる本です。
評価は文句無く、星5つです。