Wi-Fiの設定方法からクラウドサービスの利用方法まで、手取り足取り教えてくれる良書です。iPadを日常生活のサイクルにどう組み込むかを筆者の一日のスケジュールを例に説明してあります。
こういった本にありがちな最新のアプリを列挙するだけに止まらず、あくまで筆者の選んだアプリを例にして、iPadならではの様々な情報の入手、整理、保存に関する方法を紹介しています。活用法が理解できれば、筆者の紹介したアプリから離れ、もっと優れたアプリの探索に出かけることができます。私自身はEvernoteやPDF Reader、RSS機能の活用法がよく理解できていなかったのですが、非常に分かりやすく説明されており、早速挑戦してみようという気持ちになりました。
本書では、タブレット端末の位置づけについても解説されている点が興味深かったです。タブレット端末はWi-Fi接続が基本であり3G回線は補助と考えた方がいいこと、外でWiMax等のサービスを利用しても3G回線より遅い場合があり、まだまだWi-Fi環境の整備が追い付いていないという現状が説明されています。こういった事情を考慮すると、自宅での利用が基本であると説いています。