業界1位をとることより、業界上位に永続的に位置する方がよっぽど難しいという著者。
ナビスコやジレットという大企業の経営に携わるが、どの企業も「当然やっているべきだろう」と思って社内インタビューをやると実は全くできていないことがある。
ジレットでは人事考課制度でほとんどの人材が優秀であると判断されていた。何故そうなのか聞くと「課題達成のため”努力しているから”」とのこと。これによって実際に成果を出している人のモチベーションは下がるし、目標達成へのインセンティブも減る。
このようなことを経営トップの目線で判断した理由・判断後の行動がリアルに書かれているのが良い。特にトップとしての最初の100日間の行動を示した項は一読に値する。