2006年に発行された文庫本の改訂版です。お金がたまる人の価値観をはじめて勉強するにはもってこいです。しかし、たまる人のインタビュー記事をはじめ、ほとんどの内容は改訂前のままで、改訂前の本を持っている人はお金を払ってまで買うことはないと思います。
でもあえて買ってみて気付いたのは、前版にあった「たまる人と株の幸せな関係」という章がなくなっていて、「たまる人は独自の人生観をもつ」という章に入れ替わっていたことです。この章は、おもに節約のための小ネタを紹介しています。
147〜150ページに新しく入った「節約したお金を投資で失わないために」という記事を読むと、著者が「リスクを負うことよりも確実に節約すること」に軸足を移してきたことがうかがえます。この考えの是非はともかく、世界同時不況後における考えの変遷が分かって興味深かったです。