ウィスコンシン州の雪あらしに耐えるには、ヒョウの襲撃をかわすには、あるいは思いがけず、豚の引くそりに乗る羽目になったときにはどうすればいいか…。どの章を開いても、19世紀も終わりに近い当時の中西部開拓民の暮らしが、驚くほど詳しく、しかも読みやすい筆致で描かれている。熊肉療法だの、メイプルシロップ採集だの、弾丸づくりだのといった、日々の営みが…。
「小さな家」シリーズはワイルダーの自伝的な物語で、真実味と臨場感にあふれている。読者は苦もなく歴史を学ぶことができ、それどころか、もっと知りたくてたまらなくなるに違いない。人気挿絵画家、ガース・ウィリアムズ(『Charlotte's Web』、『The Cricket in Times Square』の挿絵を担当)は、何年もかけて、少女ローラの開拓者一家について調査した。ウィリアムズの描く柔らかい挿絵は、一家が丸太小屋で過ごした豊かで単純な日々と夜々とを、生き生きとよみがえらせる。1冊読めば、必ず続きを読みたくなるシリーズだ。
ローラ・インガルス・ワイルダーは1867年、『大きな森の小さな家』で描かれた丸太小屋で生まれた。いまや古典となった「小さな家」シリーズにあるとおり、家族とともにほろ馬車で中西部を横断する。アルマンゾ・ワイルダーと結婚後、同じくほろ馬車で娘のローズを連れて旅をし、ミズーリ州マンスフィールドに到着。ここで「小さな家」シリーズを執筆し、90歳で亡くなったが、今も何百万人もの読者の心の中で、大好きな「小さな家」の開拓者一家の少女として、永遠に生き続けている。 --このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。
自分で読むなら:小学中学年から
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
良い訳です,
By このシリーズは色々な訳が出ていますが、 中には「父ちゃん」と「カロリン母ちゃん」が「わしは」とか「おまえさん」 なんて言葉遣いで話をするような、子供ががっかりしてしまうような訳もあります。 この青い鳥文庫の訳は、なかなか読みやすく上品で良いと思います。
29 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
歌が聞けます,
By 英語を耳から聞く学習にと思って、少しずつ名作と言われる本の朗読CDを取り寄せてみているのですが、はじめのうち、なんだか教科書を読んでいるみたいな朗読で、イマイチだったかな、と思いきや、実はトニー賞を獲得した有名な女優さんだとかで、聞いているうちに、だんだん引き込まれてきました。 英語ははっきりと聞きやすいです。そしてなんと、文中にたくさん出てくるローラの父さんが歌う歌は、fiddle(バイオリン)の伴奏付で、歌ってくれていました!幼い頃から、この歌ってどんなメロディなんだろう、と思っていたのです。fiddleの音色も当時をしのばせ、なかなかよい。 長年の疑問が氷解し、ああ、この歌は、実はこのメロディだったのね(日本人にもなじみのある曲が多いのです)と、今は鼻歌で歌っています。シリーズの他のCDも聴いてみたいと思います。
19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
自分も頑張ろうと素直に思えます。,
By
レビュー対象商品: 大きな森の小さな家 (講談社文庫―大草原の小さな家 1) (文庫)
大きな森の中にポツンとたってる小さな家。ここが、ローラの家。父さんと、母さん、お姉さんのメアリー、赤ん坊のキャリー、そしてブルドックのジャックと一緒に暮らしてる。夜になると森の中から狼の遠吠えが聞こえてくるし、一番近くの街まで何十キロもある。でもローラは、太っちょ熊やきれいな鹿が安心て暮らしているこの森が大好きだし、暖かな小さな家も大好きで、楽しく暮らしている。そうなんです、ローラたちはとても楽しそうなのです。ローラのお人形はトウモロコシの芯で出来たものだし、周りは森しかなくて、普段の遊び相手はメアリーとジャックしかいないし、冬になると雪が積もって家の中でしか遊べない、なのにとても楽しそうなのです。 父さんのバイオリンに合わせて歌ったり、お話を聞いたり、狂犬ごっこして遊んでもらったり、父さんと過ごす時間は、安心で心地良くて面白い素敵な時間です。そして母さんのお手伝いも楽しいものです、特にバター作りの日とか。牛乳を棒でかき混ぜていくうちに、トローリとした粒々のバターの塊が出来てくる、その様子を見るのが大好きだし、味見をさせてくれるのも楽しみです。メアリーは、金髪でいい子過ぎて時々ピシャッと叩きたくなるときもあるけど、ローラの誕生日のためにプレゼントを手作りしてくれる優しい姉さんです。 もう一つの、この本の魅力は食べ物です。ああ、なんて食べたいものばかりが書かれてるんでしょう。油の乗った鹿の肉を、ヒッコリーの木で燻し燻製にしたもの、楓の蜜を雪にたらし固まらせた甘いお菓子、ローラの大好物の熊のお肉、豚のソーセージ・スペアリブ、そしてなんといっても豚のシッポ!豚の皮を剥いで、塩をまぶして火でまんべんなく焼いたものなのですが、カリカリのその豚のシッポのおいしそうな様子といったら・・・。生きてる間に食べてみたいものベスト10にランクインしてます。 自給自足の暮らし、その生活の大変さは想像もつきません。そして、大変な中で何かを得た時の喜びの大きさも、私たちには想像がつきません。物に溢れているがために得られなくなった幸せや、喜びを教えてくれる大切な本です。
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