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大いなる聴衆 (創元推理文庫)
 
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大いなる聴衆 (創元推理文庫) [文庫]

永井 するみ
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

札幌で行なわれたコンサートで、ピアニストの安積界は直前に予定を変更し、自ら封印したはずの『ハンマークラヴィーア』を演奏。不審な曲目変更に驚きを隠せない周囲。その背景には、界の婚約者がロンドンで何者かに誘拐されるという事件があった。脅迫状には、短い一文のみ―“『ハンマークラヴィーア』。完璧な演奏をしろ。さもなくば、ミカリは二度とお前の元には帰らない”と。

内容(「MARC」データベースより)

誘拐犯の目的は、カネではなかった。脅迫状には「ハンマークラヴィーアを弾け。しかも完璧に」。突然変更されたプログラム。紛糾する音楽祭。苦悩するピアニスト。札幌とロンドンを舞台に華麗に展開する音楽ミステリー。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 652ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2005/6/30)
  • ISBN-10: 4488455018
  • ISBN-13: 978-4488455019
  • 発売日: 2005/6/30
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 508,676位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 汲平 VINE™ メンバー
形式:文庫
ピアニストの婚約者が誘拐された。犯人からの要求は、「ハンマークラヴィーアを完璧に演奏して見せろ」。犯人の意図は何なのか?
書き込まれたディテールがクラシック音楽ファンにはたまらなくスリリングな作品です。また、著者自身が東京芸大中退ということで、屈折した音楽エリートあるいは挫折した元「神童」の心理描写はなかなかのリアリティです。
著者の近作の不倫ネタ、恋愛ネタのベタついた感じにちょっと辟易していたのですが、この作品はとてもクール。お薦めです。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By gogo_25
形式:単行本
 何気なく手に取り,買ってしまった1冊.ロンドンと札幌を主な舞台に,切り替えのテンポがよく,飽きさせない。むしろ,読者をぐいぐい引き込んでゆく。よくわからない音楽用語も小説全体のムードを盛り上げているように思える。音楽で生きている人々(いろいろな形で)の世界が描かれていて興味を持てました。そして終盤,この本のタイトルの意味が,そして犯罪の動機が明らかになる。面白い本でした。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By aru
形式:文庫
 (あらすじ)ピアニスト安積界の婚約者が誘拐された。犯人の要求は、札幌音楽祭で演目にない「ベートーベン・ピアノ・ソナタ第29番/ハンマー・クラヴィーア」を完璧に演奏すること。札幌とロンドンで、界にゆかりのある人物がそれぞれに事件の調査を進めるが…。
 (感想)登場人物に魅力がないわけではないのですが、出てくる人物が例外なく別の人物から心中で辛辣にこきおろされているので、読んでいてけっこう疲れました。誰に感情移入して読めばよいのかわからない点はマイナスと感じます。
 ミステリとしての出来も、もうひとつと言えます。プロローグの情報と、中盤までの登場人物の経歴を見ていけば、犯人のうちの一人と動機はあっさりわかってしまいます。
 小説の中核となるアイディアは非常に秀逸で面白く、音楽に造詣の深い経歴をお持ちの永井するみさんならでは、と感じるのですが、それを膨らませた小説そのものの出来としては、ひねり不足・練りこみ不足な感は否めないところです。
 (ミステリ+音楽小説+ハーレクイン・ロマンス)÷3として考えればよいのかもしれませんが、このあらすじとページ数と値段から、勝手に重厚な中身を想像して購入した私のような者からすれば、若干肩透かしを食らった思いです。
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