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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
理性的な夢,
By 悠蝶 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 夢十夜 他二篇 (岩波文庫) (文庫)
第六夜。私が運慶・快慶が仁王像を彫刻するところを見物しにいく話が好きである。芸術の真髄が語られるだけでなく、ユーモアも織り交ぜて最後のオチまでついて、掌編の小説ながら珠玉の一遍といってもいい作品である。
8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
小さな、永遠。,
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レビュー対象商品: 夢十夜 他二篇 (ワイド版岩波文庫) (単行本)
夏目漱石の『夢十夜』を読み返しました。続けて2回、読みました。 「こんな夢をみた。」という書き出しの、 超短編小説を10個集めた作品です。 3ページから4ページの、ごく短い作品ばかりです。 短いけれど、どれも、「永遠」を感じさせます。 「夢」を語るふりをして、漱石は、 日常にぽっかりと穴を開けてみせた。 穴の向こうに、永遠が見える。 そして、さりげない手つきで、小さな器に、 その永遠を閉じ込めた。 わたくしは子どものころから、この作品の中毒です。 いまや偏愛の対象です。 漱石の長い作品は読まなくなっても、 『夢十夜』だけはずっと、読み返すだろうなと思います。 掌編小説を書く、後輩(わたくし)からすれば、 ヘタクソだけど、偉大な作品というか、 わざと、ヘタクソに書いている凄みを感じます。 で、ほんとうに、わざと、なのが、凄い。
8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
夢十夜,
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レビュー対象商品: 夢十夜 他二篇 (岩波文庫) (文庫)
夢独特のぼんやりした雰囲気が作品全体を包みます。最近夢を見なくなった自分には就寝前の愛読書です。 百年の愛を描いた第一夜、自分の赤ん坊を捨てに行く 男の恐怖を描いた第三夜、運慶が仁王像を彫る第六夜 …どれも不気味かつ不可思議な夢です。 お気に入りを見つけるも良し、漱石が見た夢の謎を追う 難解さに溺れるも良し、自身が夢の世界に浸るも良し、 しかし所詮は夢、ぼんやりして思い出せないくらいが 乙でしょう。
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