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同様に、「夢判断」も、高1の無知な学生には、信じがたいような内容だった。一応、論理は理解でき、その夢のシンボルの解釈を考え出すことなど、簡単に出来るようになった。しかし、内容が理解できるということと、それを信じることは、全く別の問題だった。ほとんど最後までフロイトの論理を嘘だと思っていた。こんな馬鹿な話は、ありうる訳がないと、思っていたのだ。
しかし、この著作の中心命題が、そのような性的な問題を説明することではなく、無意識の発見であることに、やがて気付かされることになる。無意識の中に抑圧された欲望を自覚し、自分自身のものとして把握すれば、神経症が治療されるという、無意識の意識化こそ、重要なのだということを、この著作は示している。
その知識は、その後、次第に、重要な思考方法となってくるだろう。無意識の発見は、20世紀最大の発見の一つと言われているからである。
翻訳がやや古くて、硬いかもしれないが、一読をお勧めしたい。
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