澤穂希の人柄が大変よく分かります。
トップアスリートであるからには、
競争心や忍耐力はそれなりに強いのだと思いますが、
澤選手は、
それ以上にこつこつを地道に生きるタイプだということが分かります。
サッカーを続けること、挫折を乗り越える、劣等感との向き合い方等、
サッカー選手の生き方が書かれていますが、
本書のカバーしている内容はそれだけにとどまりません。
恋愛、家族、友人付合い、経済観念等、
女性としての視点で自らの気持ちを綴っています。
自分の言葉に感じられて心地がいいです。
全編を通して読むと、
アスリートしての言葉と、
一人の女性としての言葉が、
無理なく繋がっていて、
澤穂希という人物のイメージが明確になってきます。
夢は夢として諦めず、
目の前の課題に誠実に取り組み続けてきた、
澤選手の生き方を教えられます。
なでしこの10番は、
とても可愛い女性だと分かってしまう、
そんな1冊です。