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夢みる惑星 (1) (小学館文庫)
 
 
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夢みる惑星 (1) (小学館文庫) [文庫]

佐藤 史生
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Amazon 価格 新品 中古品
単行本 --  
文庫 --  

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商品の説明

出版社からのコメント

それは遠い古代の都のこと。その祖先は聖なる船に乗り、
星の海を渡ってきたと神話に伝えられていた。
その都アスカンタは富貴と美にあふれ、
人々は翼竜とともに空を翔ける。
この国に若き大神官が生まれようとしていた。
幻視者ライジアに育てられた銀の髪、銀の瞳の王子イリスである。
だが、繁栄を謳歌するアスカンタのうえに、
凄まじい運命の序曲が響き始める。


登録情報

  • 文庫: 313ページ
  • 出版社: 小学館 (1996/04)
  • ISBN-10: 4091911110
  • ISBN-13: 978-4091911117
  • 発売日: 1996/04
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 26,325位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 5.0 駄作を一つも描かなかった天才。 2010/4/10
By tomomori トップ100レビュアー
形式:文庫
この漫画家さんは異様な才能の人でした。描く作品が全て思考実験に成功しているという、なんなんだろう、この才能は。「駄作がない」にかけては「漫画界の女神」である大島弓子に匹敵するのですが、大島さんに関しては「的を外そうがなんだろうが、この人が描いてくれる限りどうでもいい」という感じなのですが、佐藤史生女史は「的は絶対に外さない」ヒトであらされたので、タイプが違う。
この作品は『ワン・ゼロ』に並ぶ代表作的SFファンタジー。本物のSFが描ける数少ない少女漫画家さんによる知る人ぞ知るの名作です(「数少ない」どころか私は萩尾望都と佐藤史生しか挙げられない)。
大地殻変動前の超大陸時代(いわゆる「パンゲア大陸」)の地球。迫りくる大陸崩壊の予言を託された若き大神官の主人公がいかに都市全体を安全地帯に移動させるか、いかに世俗権力と民をまるめ込み、群集心理を操作し、「慣れ親しんだ都市を捨てる」行動まで持っていかせるか、その心理的困難と実際的困難の過程が実に実にリアリスティックに描かれている一大スペクタクルです。主人公の青年は実は大神官の資格を保証する「幻視能力」を持たないペテンであり、「なんで自分が人々を救わなくちゃならないんだ。なんで自分はこんな任務を託されたんだ」と鬱々としている、という点が上手いヒネリになっています。冷めた懐疑者がカリスマにならなくてはならない。でなければ、群
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23 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 自我という器 2004/2/14
By 春花
形式:文庫
高校時代、最も夢中になった作品です。独特な絵柄、人生への洞察にみちた哲学的なせりふ。友人にも読ませまくったあまり、当時の本はぼろぼろになって2冊目を買いました。
「自我」という器を、人間はどこまであけわたせるか、あけわたした後にそれでも残るのは何か、そんなことも考えたりしつつ、全て読み終えた後に快いポジティブな感覚が残ります。
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 魅力的な物語。 2010/6/4
By ポチR トップ50レビュアー
形式:文庫
人一倍感受性の強かった子供のイリスが、否応なく将来の大神官にしたてられていく間の苦しみが痛々しい。しかし、師であったエル・ライジアの不慮の死によって、イリスは自らその役目を引き受けた。

作者はイリスを「自己のない」存在として描いたと、とある本で読んだことがある。しかし、この作品の中のイリスは、しっかりとした自己を持ち合わせているように私には感じられた。幼い頃からの不安定さも持ち合わせながら、来るべき大災厄にも立ち向かう強さを兼ね備えている。だからこそ魅力的。

舞台となった古代の地球という設定もいい。名作。後日談が別なアンソロジーなどに2話載ったのだが、それも文庫化してくれたらうれしかったのだが・・・。
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5つ星のうち 5.0 大地が崩壊しようとも 2011/4/29
By gale
形式:文庫
災厄を起こそうとしている地殻変動の兆しを、常人にはない知覚でわずかに感じ取れるライジアは、少年イリスにそのヴィジョンを伝えます。
青年となったイリスの周囲には失われた科学の力で地道に大地を観測し、解析しようとしているへんくつ者の集団が陰に日なたに存在します。

この世界が実はどこ&いつなのか?それはネタバレなので書けませんが、
大地に満ち溢れた人々、繁栄した王国、その陰に暗躍する属国、少数民族の苦楽が描かれています。
世界は等しく崩壊に向かっているのに、 何も感じ取ることができない人々は
親子や兄弟や権力や片思いといった、それぞれの試練や喜びに生きています。
地殻変動の前にそれらの出来事など、いずれは無意味なこと。
でも人間には、それこそが個々の人生であり、それを生きることに皆、精一杯なのです。

ライジアが不幸な死を遂げた後、大神官に就任したイリスは否応なく他人の運命を背負うはめになります。
一人でも多くの人間を地殻変動の災厄が及ばない地に移住させたい。
しかし、ほんとうにそんな地があるのか。そんな地があったとしても、富や故郷を捨てさせて、過酷な民族移動でいったいどれだけの人々が行きつけるのか。

重責を負うイリスが、悲劇の大神官に見えないの
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 至福の時をどうぞ 2008/10/5
形式:文庫
世界観がたまらない。建物も暮らしもそこに息づく人々も、その、割り当てられたそれぞれの役割や運命も。
一つの完成した世界は、触れるだけで至福の時を味わえる。
あなたも神官イリスとともに、作者の創った壮大な世界に触れてみてはどうだろう。
ちょっぴり小難しい本気のファンタジーが好きな人にオススメ。
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