ウィンタースポーツに慣れ親しみ、普及発展に努める側の自分としては、すごく面白い一冊でした。
低評価が多いというのは、今のウィンタースポーツそのものの存在を表してるような気がしてなりません。
なかなか若手選手が台頭できない環境、温暖化という問題、これらを笑いのポイントを交えつつも的確に指摘しています。
特に書き下ろしである「2056 クーリンピック」は読んでいて胸が痛みました。
自分が一番好きなモノが、50年後には当たり前に無くなっているわけですから。
「温暖化がすすむと、絶対に消えるスポーツがある」というのはモーグルの上村愛子選手の言葉ですが、
筆者もこの本を通して、それを訴えようとしているように感じました。
兎にも角にも、ウィンタースポーツに携わる人には是非とも読んで欲しい一冊。