「夢の蕾」は、日常を、自分に近しい人とのつながりを大切に生きていくことを静かにそして力強く歌っています。映画の主題歌になっていますが、そこから離れてもメッセージはしっかりと伝わってきます。またバラードで、さびの部分はテレビCMでよく耳にして聴きなれてしまいそうですが、曲を通して聴くとやはり独特の旋律で、ピアノ伴奏も美しいし、最後の転調はぐっときます。しみじみといい曲です。
「風の工場」は散文的な歌詞に不思議なメロディで、藤巻さんが少し力を抜いて歌い、それをかなり楽しそうにセッションしている雰囲気が伝わってきます。本当に楽しいですよ。皆川さんの鍵盤を含め各パートの演奏が楽しめます。
「歩調」はインディーズ時代に藤巻さんの大学の部室で録音したものをremixしたものです。3ピースの音で原石、唯一無二という印象です。ゆっくりしたテンポから急にアップテンポに、間奏ではギターソロもあり、またスローに戻り終わります。若さゆえの勢いや強さ、不安などがみなぎっています。でもとても前向きな歌詞。これを今回のツアーでやってくれるのか、楽しみです。
3曲それぞれ持ち味がかなり違うけど、どれもレミオロメン、っていうのが現状なんだなあと思います。