ロンドンでも1.2を争う名門校に通う、好奇心も旺盛なマイアは、
両親を列車事故で亡くし、
やっと捜しだしたブラジルの遠縁のもとに引き取られることになります。
実は自由な精神の持ち主で、懐の深い家庭教師のミントン先生と共に、
長い旅の末、たどり着いたのは、養育費目当てのとんでもない家族でした。
生活が困窮しているのにもかかわらず、眼球の収集が趣味の気味の悪いお父さん、
殺虫剤を欠かさず、現地の文化を排除しイギリス流の食事を貫き通す鼻持ちならないお母さん、
双子の娘たちは自分を飾り立て、香水を付け、ダンスやピアノのお稽古に通っていますが
自分達の世界の中でしか生きられません。
マイアはそんな家族になじむはずはありません。
かけがいのない友となるフィンや、
旅芸人のクロヴィスをはじめたくさんの理解者を得て、
やがて大自然アマゾンで自由にくらし、自分の目指す道を見つけていきます。
ミントン先生が川に脱ぎ捨てたコルセットから、
居場所を捜し出されてしまいロンドンに戻されてしまいますが、
周囲を説得して・・・
本当に良くできた物語です。
ガンプ―魔法の島への扉もそうですが、物語がどこに進んでいくのか
作者に展開・結末を気持ちよくゆだね読み進めていきました。
時間を忘れて読書出来ました。