内容(「CDジャーナル」データベースより)
シングル(5)(11)(12)を含む、通算6枚目のアルバム。どれがシングル・カットされても遜色ないほど質の高い楽曲の数々を、いつものように伸びやかなヴォーカルで歌い上げている。安心したり、なんとなく切なかったり、めまぐるしかったりと、恋するすべての人の心に深く響く。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
aikoが青春時代を送った大阪の風景に、揺れる心を重ねたバラード「三国駅」。この曲の最後に、“2人の帰り道”という一節でフッとバックの音が消え、かすかに震える歌声が取り残される瞬間がある。その声が今にも泣き出しそうで、ハッと息をのんでしまう……。そんなふうに、ふいに立ちのぼる生々しさがaikoの歌の力だ。この6枚目のアルバムでも、その歌声はますます愁いを増し、ブレスひとつにも色濃い情感が息づいている。ほとんどの楽曲が恋を失う痛みや、繋がっても通じきれないもどかしさを描いているからだろう。なかでも印象的なのが「恋人同士」。軽やかな三連のリズムに乗って、集中砲火のごとく恋する不安をぶちまけたあと、“可愛いもんよ好きだと言ってくれたなら”と、サラリ言ってのける。最初から最後まで、求めているのは目の前の“あなた”だけ。こんな情念を袂に入れて、それでもポップスとしての輝きを失わないのだから、自ら“恋愛ジャンキー”と名乗るaikoの底力には恐れ入る。 (廿楽玲子) --- 2005年03月号
Album Details
Pony Cayon. 2005.