アイリッシュ・スコティッシュミュージック(いわゆる「ケルト音楽」でいいはず)をルーツとして、
オリジナル曲を奏でている東京を中心に活動するインストバンド。
アコースィックトリオという言葉では少々もったいない表現な気がする。
メンバー編成は、ヴァイオリン(壷井)、ギター(太田)、アコーディオン(藤野)。
アイリッシュ・スコティッシュ・ケルトミュージックの類や、
民族音楽が好きな人は、是非とも視聴していただきたい。国内バンドと侮ることなかれ。
なかなかどうして1曲1曲に表情があって聞きごたえのある一枚に仕上がっている。
すーっと空に抜けるようなオープニング「暁の地平」で始まり、
プログレを思わすような(アルバムを通し5/8〜7/8拍子とか変拍子が多い)「yumenoato」の2曲を通して聞けば、
何となくビビッとくるものがあるだろう。
もちろんアイリッシュの伝統ダンス音楽(リール)のメドレーがあったり、
その一方で『中央線(JR線の東京主要線)』をモチーフにした曲があったりとか、
曲も偏りが無くて彼らの万能ぶりがよくわかる。
気張らずにどこか親しみが持てるサウンドなのも◎。
これらは不思議と曲の情景が浮かんでくるもので、
仮に目当ての路線と異なっていても楽しみながら聞くことができるだろう。
なお、「TOKYO IRISH GENERATION」というアルバムにも本アルバムから1曲収録されている。
国内でも沢山こういうグループが増えているようで、この手の音楽が好きな方は一度発掘してみては。