登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
惜しい!,
By
レビュー対象商品: 夢にも思わない (角川文庫) (文庫)
主人公が同い年ってこともあってサクッと読めそうなので買ったんですが……中学生じゃないなぁと思いました。軸になる二人がいいヤツで今の中学生っぽくはなかったけれど、そこには好感持てました。それに感情の起伏が激しいのも、思春期独特の感じがでててよかったし、大人になると出てくるであろうちょっとすれたというか、諦めたというかそういう部分もなくてそこはらしいと思いました。ただみんな頭良すぎかなぁ。確かに思考力の高い中学生もいるだろうとは思うし、売春とかに対してショックを受ける人ももう少ないでしょう。でも中学生は中学生であって、やっぱり子どもなんだと思います。親に養ってもらってる立場ですから。それをかんがえると年齢設定は、せめてバイトやってる高校生ぐらいがよかったかなぁ。だって俺ここまで達観出来ないもん(笑)でもそこを除けばかなり面白かったです。文章も簡単だし。 人が内面に持っているだろう、様々な感情がきれいに描かれていました。メンタル面ではかなり共感できる部分も多く、負の部分だけでなく、正の部分もあり良かったです。(個人的には、いつも冷静な島崎君が怒りをこらえて眼鏡をふくシーンが好き) りづめの構造には感心して、流石宮部さんって感じでした。 最後の主人公がどうしても許せなかった、思いやりの天秤ばかり、それがしょうがないと納得できない、大人になるにつれてきえていきがちな感情なのかなぁ(緒方くんの姿をみて、その感情は守り続けたいと感じました。)いつかきっと現れるであろう、緒方くんの大切な人、俺もいつか見つけたいなぁ。 長文失礼しました。
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
最後の最後で,
By
レビュー対象商品: 夢にも思わない (角川文庫) (文庫)
主人公の中学生、緒方君の語りで、読みやすく事件もそれほど難解でなく、一泊の出張旅行にはぴったりの推理小説でした。がしかし。最後の最後で、あまり事件に関係のないようで、よくよく考えると発端になるような些細な出来事が、ずっと心に残って後味が悪いのなんの。これが大人のしたことならここまで私の心に残らなかったのでしょうが、中学生が引き起こしたこと-現実でないことはわかっていますが、ありえるようでつらい世の中だなあ、と、ただの推理小説で終わらないところが、さすが宮部みゆき! いきなりシリーズ2作目から読んでしまいましたので、「今夜は眠れない」も読みます。本書にときどきでてくるので、1作目から読むことをお勧めします。
26 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
宮部みゆきは残酷な作家である,
By
レビュー対象商品: 夢にも思わない (角川文庫) (文庫)
宮部みゆきはヒューマンな作風の作家だということになっている。とんでもない。 すぐれた作家というものは、残酷極まる人間観察眼を持っているものだ。 終章、主人公が直面する、あまりに微妙で、しかし残酷な真実。 だが、雅男クンはその「真実」にきちっと向き合う。 こんな中学生、いやしないぞ、と30年前に中学生やっていたオジサンは思う。だがしかし、そういう中年男の胸をここまで切なくさせる作者の手腕。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|