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夜魔―怪 (メディアワークス文庫)
 
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夜魔―怪 (メディアワークス文庫) [文庫]

甲田 学人
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

恐怖はココロの隙間に入り込む―「君の『願望』は―何だね?そして、君の『絶望』は―」満開の夜桜の下、思わず見とれるほど妖しく綺麗に佇んでいたのは、密かに憧れていた従姉だった。彼女はその晩、桜の木で首を吊る。―彼女は桜の中にいる。―彼女に会いたい。そう信じ、願う男は、遂に夜色の外套を身に纏う昏闇の使者と遭遇する。曰く、暗闇より現れ、人の望みを叶えるという生きた都市伝説。夜より生まれ、この都市に棲むという、永劫の刻を生きる魔人。鬼才が紡ぐ渾身の怪奇譚。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

甲田 学人
1977年、岡山生まれ。津山市出身。二松学舎大学卒。民俗学および魔術に関して知識を豊富に持ち、『Missing神隠しの物語』で電撃文庫デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 247ページ
  • 出版社: アスキーメディアワークス (2010/1/25)
  • ISBN-10: 4048682873
  • ISBN-13: 978-4048682879
  • 発売日: 2010/1/25
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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痛いなぁ 2011/4/3
By
形式:文庫
書き下ろし1作の為だけに買ってしまった第2弾。
書き下ろし同士がリンクしているという、読んでいてニヤリとしてしまった。ニクイやり方だ。
それにしても【甲田学人さん】の作品は毎度痛いなぁ……と思う。
このレビューは参考になりましたか?
形式:文庫
第1話の「ハクセンキタン」(本ではむつかしい漢字を使っています)がいいです。
幽霊が現れるのではないかと、びくびくしながら歩く夜の道の怖さを、みごとな描写力で描いてみせます。

「化物が出るからこわいのではなく、怖く描くから怖いのだ」とは、最近読んだ怪談の書き方入門の書にあった言葉です。
「ハクセンキタン」はこの絶好の見本となるでしょう。

ただし、残念なことに、ラストが、です。
視点が変わるのです。
人称も1人称から3人称に変わります。
ライトノベルでよく見られる手法ですが、この作品に限っては、成功しているとはいいがたいです。
「あれ、もしかして、人称が変わったのかなあ」ととまどっているうちに、小説が終わってしまって、気がそがれた分、怖さも減少してしまいました。
1人称の部分だけで終わってもよかったのではないでしょうか。

第2話は「ツロイキタン」。
これもよくできた怪談でした。

問題は第3話の「ツギキキタン」です。
これが文庫化にあたっての書き下ろしだと思いますが、まったく浮いてしまっているのです。
前半は私小説風の雰囲気で、どちらかというと大人向きの小説です。後半はホラーではあるものの、前の2作とは違い、グロで怖がらせようとしています。
この第3話が浮いてしまっているために、本全体の評価が低くなってしまいました。
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