代表的な星座・星から惑星、銀河、宇宙の原理までの難しいテーマを、
素人目線でわかりやすく、かつ親しみの持てる文章で、著者の人柄を慕いたくなります。
ときどき、少し理科の教科書的な難しめな説明もありますが、
写真や図をまじえて、完全文系でもなんとか理解はできるレベルです。
ちょっとした教養・トリビア的な知識も身につきますし、
何より毎晩見ていたはずの星や月を、新鮮な気持ちで見上げるようになりました。
文中で時々、枕草紙や和歌の紹介があるように、古代の人々も同じように眺めていた星。
それでも長い年月で少しずつその姿を変えていき、やがては宇宙の中で消えていく。
そもそも宇宙って何か?壮大すぎるテーマに少しクラッとしつつも、
日常ではなかなか感じられない、不思議で貴重な感覚でした。
「いつかは絶対にオーストラリアで、本物の天の川をこの目で見る!」と決意しました。