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夜明けの街で (角川文庫)
 
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夜明けの街で (角川文庫) [文庫]

東野 圭吾
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (204件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

幸福な家庭で起きた殺人事件。まもなく時効を迎える。僕はその容疑者と不倫の恋に堕ちた――。

内容(「BOOK」データベースより)

不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた。ところが僕はその台詞を自分に対して発しなければならなくなる―。建設会社に勤める渡部は、派遣社員の仲西秋葉と不倫の恋に墜ちた。2人の仲は急速に深まり、渡部は彼女が抱える複雑な事情を知ることになる。15年前、父親の愛人が殺される事件が起こり、秋葉はその容疑者とされているのだ。彼女は真犯人なのか?渡部の心は揺れ動く。まもなく事件は時効を迎えようとしていた…。

登録情報

  • 文庫: 391ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/7/24)
  • 言語 日本語, 不明
  • ISBN-10: 404371808X
  • ISBN-13: 978-4043718085
  • 発売日: 2010/7/24
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (204件のカスタマーレビュー)
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26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By BLのソムリエ トップ100レビュアー
形式:文庫
不倫の話。
たかが不倫、されど不倫。とても奥深かった。
不倫するサラリーマンの気持ちが表裏全て、浮かれた気持ち、焦り、動揺、感じることが良く伝わってきた。
不倫相手にこう言われればそりゃ嬉しいだろうなとか、あ、こういわれたら確かに一歩引くなとか、作者が男性だからか、男性として読むとどの場面においても共感ができる。
逆に女性の立場から読んでみると(つまり奥さんの側)、かなり手の込んだアリバイ工作にもう感心するしかない(苦笑)
そして女性の怖さもわかる。奥さんと不倫相手。二人は全く違う形でこのサラリーマン男をじわじわと締め付けていく。
不倫相手として徐々に男を虜にして主張を広げていく女と、何も言わないし何も気付いていないのに、無邪気に核心をついてくる妻。
伏線としての昔起こった殺人事件の絡みも面白い。男が不信感を得ていく引き金になりつつも、その殺人事件に自分の気持ちの言い訳を繋げようとする無意識の行動が滑稽なほど面白い。

不倫の是否を問うお話ではない。ミステリーともちょっと違う。
どういうカテゴリーなのか、考えてしまうところにこの本の面白さがあると思った。
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79 人中、70人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By black
形式:文庫
世間的にはあまり評価が高くないようですが、個人的にはすごく好きです。

東野作品の裏No.1を選べと言われれば、おそらくこれを選ぶかも。

確かに、ミステリーとして読めば、過去の作品のようなパワーはないかもしれません。

「手紙」のように感動を与えてくれる作品でもありません。

しかし、一人の男の心情を丁寧に書ききっているところはやはり素晴らしいと思います。

馬鹿にしていた不倫の世界にドップリとハマってしまい、家庭と愛人の両立に苦しむ前半。

殺人容疑で疑惑を持ってしまった上、相手の本気さにビビってしまう後半。

様々な葛藤が繊細に描かれています。

男は弱いな〜とか、女は怖いな〜とか、色々と考えながら読み終えました。

ラストに納得いかない人もいるみたいですが、これでスッキリした形で終わったら現実感がなくなってしまっていたんではないでしょうか。

モヤモヤを残して読者に色々と考えさせる、素晴らしいラストだったと思います。

この作品は、「東野圭吾といえばミステリー」というイメージが強すぎたせいで評価が下がってしまった気がしてなりません。

ぜひ、イメージを取っ払ってから読んでほしい作品です。
このレビューは参考になりましたか?
55 人中、49人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ぷりうす トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
赤い糸か。そんなものはない。これは断言できる。

ふとしたきっかけで不倫関係に陥った渡部。そして、不倫相手の秋葉には、15年前の殺人事件の疑惑が浮上した。

ありえないぐらい一途で、報われない男の愛を「白夜行」や「容疑者Xの献身」で描いてきた東野氏であるが、本作の主人公は全く毛色がちがう。いわゆる普通のおじさん。かっこよくもなければ、強い決意も、覚悟もない。でもその分だけ、彼の反応には共感できる部分が多い。

不倫に陥ったまじめな男の心理が非常によく描かれている。相手への誠意を尽くそうとする気持ちと、安定した生活を捨てて、奥さんとの修羅場を選ぶことをためらう気持ちとの葛藤。身につまされる話だ。

ミステリー部分は、まあそんなものかな。という程度であるが、不倫の心理描写の部分は、番外編の「新谷君の話」も含めて、非常にリアルで面白い。

東野氏の他の作品のような「熱い」思いはないが、これはこれで楽しめる作品であった。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
不倫の模擬体験をしているような気分になった
東野圭吾さんの作品。最後のまさかというようなオチの展開には驚きます。
こういった話しを創る力があるのがまさに作家として天才なのだろう。... 続きを読む
投稿日: 11日前 投稿者: 2級を目指す者
相変わらず文章が滑らかで、急発進も急ブレーキもない心地よいドライブに誘われているようだ
渡部は派遣の秋葉と不倫関係にあり、抜き差しならない状況にあった。しかも15年前の殺人事件に秋葉が関与している可能性もあった。不倫と殺人がテーマのストーリーである。... 続きを読む
投稿日: 11日前 投稿者: 暮坂透
一読して思ったのは
まるで、余った食材で作ったカレー。
おいしいのはおいしい。

つまり文体でなく、題材の作家。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: u1261047
共感できません
殺人事件の真相を暴くのに不倫を利用した女とされた男、
そして男の友人の不倫の話。
不倫はダメだと思いながら、やっちゃう、的な。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: うさみんのささやき
甘い誘惑に駆られそうなお父さんに是非
出だしから、さすがの東野ワールドでグイグイ引き込まれる。
前半はほとんどミステリー色はなく、世の男どもの生態の心理描写... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: レバンネン
自分自身が不倫しているかのようにドキドキ
読みながら、あたかも自分自身が不倫をしているかのような背徳感に襲われ、... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: ルンメニゲ
ミステリーというよりは不倫本
不倫をする男性の気持ちがちょっとわかりました。

こういう兆候が出てきたら、旦那は不倫してるかも〜と思った方が良さそうですね。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: ちゅちゅ
不器用な人は不倫しないことです。
殺人事件の犯人が誰によるものかについては、内容にすこし雑な印象を受けます。
これは不倫というテーマに殺人事件を絡めてしまったがためでしょう。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: Photo Life With XXX
圧倒的なインパクト
当時、私は主人公の渡部よりは年上、彼女はヒロインの秋葉よりは年下という年齢差で世間で言う、不倫的な関係を続けていた。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: Mission hills
もっと「ざまあみろ」と思いたい。
基本的に不倫のお話が苦手なのですが、怖いもの見たさで読んでしまいました。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: 譲葉
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