内容紹介
まず1曲目の「夜明けのうた」の美しい声に心奪われる
杉田真理子の声は、高めと低めと中間と、さりげなく、しかし、かなり難しいテクニックをもってして作り得る声なのだと思うが、それが実に素直でナチュラルに心に響いてくる
若い頃の彼女の歌は、ひたすら美しく、儚げであったが、今回のCDには、彼女の生きてきた姿勢も声として現れている
これこそが、私達の求めるシャンソンなのだ
「希望」も素晴らしいが、ラストの「アランフェスモナムール」は、日本語で歌われていること自体が珍しいが、クラシカルな発声方法でもなく、これだけの説得力を持つ歌は、まず存在しないだろうと思われる秀作だ
アーティストについて
国立音楽大学付属高等学校声楽科卒業
1988年、90年と渡仏して、ビクターより、『もう森へなんか行かない』(全曲アレンジ、ローラン・ロマネリ)『時の流れに』(共演レーモンフェーブルオーケストラ)、95年にキングより『恋は みずいろ』、2002年6月、ゲストにフランスからピアニスト エリック・ベルショを、日本からは、前田憲男を含む、 4名のピアニストを迎えて、5枚目のアルバム『風のささやき』をリリース
あわせて、自己のコンサートの他、 トルコ国際音楽祭、シャンソン・ド・パリ等に参加
2003年~2007年、羽田健太郎シネマ&ポップスコンサートのレギュラーとして参加、全国各地で好評を博す
近年では、前田憲男指揮・東京フィルハーモニー交響楽団、オーケストラアンサンブル金沢のポップスコンサート、 横浜みなとみらいクリスマスコンサートにゲスト出演する等、オーケストラとの共演も多い
2006年11月 王子ホール、2007年11月 草月ホールにてのリサイタルでは、シャンソン、ポップスと共に、 岸洋子さんの名曲を歌い、シャンソン界の大先輩石井好子先生からも高い評価を頂く
2008年、7月、R’zアートコートにて、~岸洋子さんを歌い継ぐ~「岸洋子物語」(あかぎてるや・脚本)を初演
なかでも「希望」「夜明けの歌」は、昭和が生んだ名曲として、岸洋子さんのファンのみならず、若い世代からも 賞賛された
2007年、4月、ボランティアで高齢者のケアーセンターを訪問したのを機に、企画をあたため、2008年、3月より、 月に一回、ご高齢者の介護施設を訪問して、コンサート会場に来れない方々に岸洋子さんの歌を届け、共に歌う 「岸洋子さんを歌い継ぐ・訪問コンサート」をライフワークとして続け、今年で4年目を迎える
毎年7月、NHKホールでのパリ祭に15年以上レギュラー出演