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夜市
 
 

夜市 [単行本]

恒川 光太郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (130件のカスタマーレビュー)

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第12回(2005年) 日本ホラー小説大賞受賞

出版社 / 著者からの内容紹介

選考委員激賞の、第12回日本ホラー小説大賞受賞作
何でも売っている不思議な市場「夜市」。幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れた。野球部のエースとして成長した祐司だったが、常に罪悪感にさいなまれていた。

登録情報

  • 単行本: 179ページ
  • 出版社: 角川書店 (2005/10/26)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4048736515
  • ISBN-13: 978-4048736510
  • 発売日: 2005/10/26
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (130件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 125,215位 (本のベストセラーを見る)
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26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本のタイトル作品である「夜市」ももちろん良い作品なのですが、私は「風の古道」に読み応えを感じました。

たまたま舞台設定が自分が住んでいる小金井公園付近であると言うこともあるとは思いますが、ついついその古道を探してみたくなります。まあ、もしあったとしても入りたいとは思いませんが。

いずれの作品も文章はシンプルでありながら、深みのある世界がうまく描かれていて、余韻の残る作品になっていると思います。

「夜市」は日本ホラー小説大賞受賞作品とのことですが、いわゆる「ホラー」とは一線を画し、日本古来の伝承を小説としてよみがえらせた「ファンタジー」といった方が適切かもしれません。

すごく楽しみな作家がでてきたと思います。次回作が待ち遠しい。できれば長編でどっぷりと「恒川ファンタジー」の世界に浸りたい。
このレビューは参考になりましたか?
55 人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ito4188 VINE™ メンバー
形式:単行本
まず、作品自体は、表題作および併録されている「風の古道」共に良作だと思う。ホラーというより「千と千尋」テイストの入った怪異譚といった趣で、失われたものに対するノスタルジックな感情を呼び起こす構成はなかなかのものである。少なくとも私は、この本を読んで後悔というものは全く感じなかった。
問題は帯の「日本ホラー小説大賞 史上最高傑作」という謳い文句である。これはいかがなものか。科学とホラーを融合させエンタテインメントとして結実させた「パラサイト・イヴ」、怖いという点では比類なきレベルの「黒い家」、方言や土着というものから恐怖を紡ぎ出す斬新な「ぼっけえ、きょうてえ」など、みなこの賞の大賞受賞作品である。小説のタイプも様々で、一概にどれが優れているともいえないであろうと個人的には思うが、そんな中での「最高傑作」とは何を根拠にしているのか。編集部の感想か?選考委員の意見か?
この帯をみて買う人が相当数いるであろうことを考えると、随分無責任なことをやっているなと感じざるを得ない。こんなことは著者自身のためにもならないだろう。もしホラー大賞のテコ入れをするなら、こんな煽り文句を載せるのではなくまず選考委員を全とっかえしてはいかがか?
最後になるが、この著者は次回作もぜひ読んでみたいと思っている。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
【夜市・あらすじ】

欲しい物は何でも手に入るという≪夜市≫。
幼い頃、偶然≪夜市≫へと迷い込んでしまった裕司は、≪人攫い≫の店で「野球の才能」を買った。
しかし、その対価は自分と一緒にいた弟だった。

≪夜市≫から元の世界へと戻ると、弟は最初から存在しないことになっていたのだ。
「野球の才能」を買ったことで、リトルリーグのエースとなった裕司だが、弟を売ったことへの
罪悪感は日に日に募っていく。

そして、いずみと共に再び≪夜市≫を訪れた裕司は、弟を買い戻そうとするが――

【夜市・感想】

ストーリーの流れやオチ等は、わりとよくあるのでは……と評されると思います。
しかし、この作品の魅力は、ストーリーのオチや巧みな物語展開といった、物語を評価する上でよく
語られる概念の外にあると感じました。
難しい単語を使っているわけでも、複雑な表現を使っているわけでもないのですが、抒情的に綴られる
物語は、読み手を自然とここではない世界へと導きます。

気が付いたら異界に迷い込んでいた、そんな不思議な体験を登場人物と共に体験できるのが、この作品の
最大の魅力だと思います。

【風の古道・あらすじ】

≪古道≫――それは、私たちの身近に存在しながらも、通常は視ることすら出来ない、物の怪や神様の通り道。
そんな≪古道≫に、偶然にも足を踏み入れてしまった少年たち。

彼らはそこで何を見て、何を感じるのか――

【風の古道・感想】

前作の『夜市』と同じように、この作品においても、いつの間にか異界へと迷い込む様が、シンプルかつ幻想的な
文体で描かれています。

そこで起こることは不可思議なことばかりなのですが、不思議と作り物めいた嘘っぽさを感じません。
日本古来の異界の捉え方、日常のほんの裏側に存在する身近な異界を、とてもよく表していると思います。

物悲しくも美しい世界に触れたい方に、お勧めしたい一冊です。
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文章が拙い。
端正な文章と評価されているようですが、そうは思いませんでした。拙い文章で読みづらく、内容が薄くてあっという間に読み終わってしまいました。設定はよいけれど、拙い文章... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: たまご
懐かしさを覚える物語
第12回日本ホラー小説大賞受賞作。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: hit4papa
期待しないで読むとそれなりに面白い
帯に「魂を揺さぶる奇跡のエンディング!」とあり、期待が高まります。
で、実際に読んで…正直、どこが?って思います。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: ことよろ
凄い…
世界観に引き込まれて

あっという間に読破しました。

今、日本が失いかけたもの? 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: ミッシェル
二度読みしたくなる小説です
すごく読みやすくて、ゾクッとするような圧倒的な世界観に引き込まれます。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: はっち
「文章好き」にはすすめない
すごく評判がよかったため、軽い気持ちで買ってみましたが…微妙…。
設定はすごく素敵なのですが、文章があまり綺麗ではない。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 藍藤
大人のファンタジー
ホラー文庫なのですが、
ホラーというよりも、ファンタジーでした。
不思議な雰囲気で、むしろ泣けると思いました。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: onoko
ホラーというよりは民話
表題作「夜市」も、同時に収録されている「風の古道」もどちらもすごくおもしろいです。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: はに丸
超ベテラン並の手腕に脱帽
... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: Zack
うーん
スカっと読めるのだけどそれだけ
奇跡のエンディング!という感じではなかったし、本当によくある物語です。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: まりりん
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