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夜姫さま
 
 

夜姫さま [コミック]

高橋 葉介
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • コミック
  • 出版社: ぶんか社 (2007/3/30)
  • ISBN-10: 4821184060
  • ISBN-13: 978-4821184064
  • 発売日: 2007/3/30
  • 商品の寸法: 21 x 15 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:コミック
現実と夢の狭間に生きる姫さまたちのオムニバス。
高橋葉介さんの描くキャラクターはなんというかタッチのおかげでふっくらしています。とりわけ女性キャラクターは丸みを帯びて肉感的で、個人的にそういった感じが大好きで、加えて怪談や絵本の要素が入ってるので人間女性でないこともしばしば。
それもツボ過ぎて、猫姫さまなんか可愛くて可愛くて、どうしようもなくなって持ってた本を投げ飛ばしました。
よくわかりませんが、私は本を読んでてすごく可愛いものに出会うと本を投げ飛ばしてしまうのです。マシュマロ通信のクラウドとか放浪息子とか。
以前ユリイカを読んでて、「萌えとは異形への愛である」という定義があって、この本は私にとってまさにそれでした。今までも高橋作品では可愛いキャラは多かったのですが、ここまで心を揺らされた異形の萌えキャラたちが揃っているのはこの本くらいですね。
趣味が分かれるとは思いますが、私は★五つ。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 椅子人間 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー
形式:コミック|Amazonが確認した購入
全て「〇〇姫さま」と題されたシリーズ作品(各作品に繋がりはありません)です。10人のお姫様の物語で、これは童話なんですよね。幽体離脱もの「夜姫さま」、いじめられっ子の妄想「闇姫さま」を筆頭に、恐怖感の漂うものや危ない作品もあります。「童話は本来残酷でグロテスクでエロティックなものですからね」とは先生の弁です。

注目度は低いようなので期待してなかったのですが、自分はとても面白いと思いました。このレベルの新作短編を一冊の単行本に揃えるってのは、そんなに簡単な事じゃないと思う。弱いのは2〜3本あるかないかです。

自分の一番のお気に入りは、「猫姫さま」です。裏切られ、崖から突き落とされても好きな人を守ろうとする猫姫さまが、けなげで可愛すぎです。「鷹姫さま(2色カラー)」「沼姫さま」の2本はサイレント。「夢姫さま」はショート・ショートを繋げて、最後でまとめる作品です。

絵にも注目してほしいです。絵の知識が無いのでどうやって描いてるかわからないけど、一見して通常の漫画の絵ではありません。この絵柄は、「もののけ草紙」など後の作品でも随所で生かされてますよね。

本作はコマが大きめで、上下二段のコマ割りがメインの作品が数本、「星姫さま(スタープリンセス)」は、基本1頁1コマです。描きたい絵を思う存分に描こうと思って始めた作品なのかな、なんて思いました。

巻末に、個別の作品を丁寧に解説したあとがきがあります。

「鷹姫さま」
「泥姫さま」
「猫姫さま」
「闇姫さま」
「夢姫さま」
「井戸姫さま」
「夜姫さま」
「星姫さま(スター・プリンセス)」
「沼姫さま」
「口裂け姫さま」
あとがき

<新装版の追加要素>
この度、隠れた名作「夜姫さま」がめでたく復刊されました。新装版には、同じくホラーMに連載されていた「もののけ草紙」シリーズの描き下ろしが追加という、嬉しい特典があります。24頁+16頁の2編で、合計40頁。

あとがきによると「もののけ草紙」はとりあえず全4巻で完結だそうですが、この2編はそのあとの後日譚となっています。どちらも主人公は手の目。「BAR 手の目」では、手の目は場末で、あちら側の世界の者がたむろするバーのママになっています。

まあ「もののけ草紙」を未読の人がこの2編のために買い直すほどではないですが、シリーズファンの人なら、やはりこれは読んでおきたいところです。

「罠」
「BAR 手の目」
新装版あとがき
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By D★
形式:コミック
高橋葉介版『ダーク絵本』。

この一言に尽きます。

内容は同時期に連載していた夢幻紳士に較べると

若干洒落っ気が乏しいカンジが正直しますが、

高橋センセイお得意のヴァラエティに富んだ

幻想譚集(今回は怪奇譚ではない)になっています。

個人的なベストは、

『猫姫さま』です。

夢幻紳士でも見られた、コンストラストの強いペンでの描写、

ここに極まれりのような絵で、紙芝居チックな上下2段の作画は、

マンガというより完成度の高いイラストです。

中盤以降、パステル&水彩?っぽい描写がはいって

それこそ絵本ぽくなるのですが、

個人的にずっとペンタッチがよかったなぁ。

あと、『星姫さま』も好きです。

こういう皮肉たっぷりの話は往年のファンとしては

懐かしい感じがして。

後は… 夢幻さんがゲストで出ますし、

夜姫さまは逆に夢幻紳士に出てます。

一読してみてください☆
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