ラストのぶちまけっぷりに「やっちゃったー!」感ばかりです。
圧倒的強者な異種族という存在の始末に困ったのか知りませんが、最後は異次元とか宇宙あたりの
広大な世界に持って行って概念モニョモニョドカーンで終わらせるという、オカルトものの
地雷を見事に踏んでくれました。
途中まで、少なくとも10巻までは、とてもいい作品だったと思います。
ヴァンパイアとサイバーパンクの融合という世界観の中、近未来の警察組織を使った
現実的な設定も入れ込んでおり、躍動感溢れる肉体やアクションも素晴らしかった。
キャラクターも魅力的で、死んでいく主要キャラを惜しみつつも、敵のヴァンパイアは
美しくてひきつけられました。
普通にラスボスとの対決、戦闘、EDでもそこそこまとまったと思う。
こっち方面に持って行くのなら、伏線をもうちょっと張っておくべきだったし・・・
ラストの駆け足っぷりもどうかと思います。
この巻だけなら☆2つ。全体に対しての評価とあわせて☆3つで。