痛い本ですよ、これは。
『宿敵』っていうのは、いるところにはいるものなんでしょうねぇ。
こまかいことはもうインスパイアー"富士弥"さんが書いてくださっているので省きますが、「才知に長け」前途洋々だったはずの、
"基本善玉"主人公のヤラレっぷり、転落の物語はさながら「チャングム」です。
しかし(「チャングム」同様?)、渡る世間に鬼ばかりじゃないあたりが、私は大いに胸うたれました。
恩師の愛情、雇用主との絆。
彼らの厚情に報いるために、もっと別の生き方もあったんじゃないかっ(涙)、エドワード!?
結局、「真実の愛」に命を賭けちゃった、愚かなる男の純情の末路やいかにっ!?
クライマックスは現代版シェイクスピア風です。
が、謎解き部分は「忘れられた花園」同様、「ありえね〜!」です。
英国貴族の女性の考えることはっ!! 理解不能です。
人騒がせきわまりない。 そのうえ中途半端。 許しがたい。
なんだか続編があるような雰囲気なので、「チャングム」のようにどん底から浮上できるかどうかは、今後のお楽しみ、ですね♪