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夜の国のクーパー
 
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夜の国のクーパー [単行本]

伊坂 幸太郎
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (34件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

この国は戦争に負けたのだそうだ。占領軍の先発隊がやってきて、町の人間はそわそわ、おどおどしている。はるか昔にも鉄国に負けたらしいけれど、戦争に負けるのがどういうことなのか、町の人間は経験がないからわからない。人間より寿命が短いのだから、猫の僕だって当然わからない――。これは猫と戦争と、そして何より、世界の理のおはなし。どこか不思議になつかしいような/誰も一度も読んだことのない、破格の小説をお届けします。ジャンル分け不要不可、渾身の傑作。伊坂幸太郎が放つ、10作目の書き下ろし長編。

内容(「BOOK」データベースより)

猫と戦争と、そして世界の秘密のおはなし。

登録情報

  • 単行本: 404ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2012/5/30)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4488024947
  • ISBN-13: 978-4488024949
  • 発売日: 2012/5/30
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.4 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (34件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 22,540位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
38 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By slow
形式:単行本|Amazon.co.jpで購入済み
最初の数十ページを読んで、伊坂さんのデビュー作「オーデュボンの祈り」を思い出しました。
ごく普通の男が謎の島にたどり着くという。あの島には未来を予知する案山子がいて、
今回はしゃべる猫「トム」が登場します。
猫が住む国は鉄国という国との戦争に敗れ支配下に置かれる。
そんな国家の危機を猫と鼠の関係も交え、猫目線で描いています。
登場人物の命名についてはあとがきで大江健三郎さんの作品を手本にしていると明かしていますが、
それにしても変わった名が多い。
国王・冠人、その愚息・酸人、
弦(げん)、号豪(ごうごう)、医医雄(いいお)、
枇枇(びび)→(ワンピースのネフェルタリ・ビビをイメージしてしまいました!)ら国民、
そして、トム、クロロ、ギャロ、グレ、ヒメら猫たち。

伊坂さんとしては初めての、完全に日常から離れたファンタジー作品のため、
400Pある中で最初の100Pほどはなかなか設定が頭に入りにくかったです。
全体の3分の2ほどでようやくトム君と島にたどり着いた「私」が行動に移ります。
それまで延々と背景を飲み込むので精いっぱいで、いささか疲れました。
にもかかわらず、最後の80Pほどで明かされる世界の秘密(鉄国との戦争・クーパーの兵士の真実)がすべて
セリフ語り、つまり事後説明されるため、臨場感が乏しいままに読み終えることになります。
もっと登場人物たちとともに行動し、危機を迎え乗り越えるような高揚感がほしかった。
猫視点で仕方ないことですが。

「PK」でも触れられた国家感が今回は前面に打ち出されていますが、
最後の「私」に関する仕掛けが、現実と虚構をないまぜにしすぎていてちょっとすっきりしません。
「ゴールデンスランバー」くらいの塩梅がちょうどよかった気がします。

説明的過ぎたのが惜しいところですが、全体として、視点や着想はさすがです。
1からここまでの世界観を構築できるあたりはやっぱりすごい。
このレビューは参考になりましたか?
23 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 ま、最近のってこんなもんかなぁ 2012/7/23
By androll
形式:単行本
最近の作品より昔の作品の方が好き(あるキングとSOSの猿はしんどかったなというタイプ)という読者です。
最近のPKとか同じで、ところどころに伊坂っぽい気配があるのですが、ちょっとモヤモヤが残る感じです。
コラ!!!おまえはもっと書けるコでしょ!
って感じです。
音楽に例えると、後期のオアシスみたいな。
逆にわかりにくいかな。。。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 猫と猫のしっぽは対等な関係 2012/8/26
形式:単行本
最近の伊坂作品の中ではストレスを感じずに読めました。
出だしはガリバー旅行記みたいに、「私」は気がついたらぐるぐる巻きにされてた。
それなら(?)タイトルのクーパーは車のミニクーパーから?(新聞連載小説も連想し)と最初は想像しながら読んだ。でも違うか
「私」と同じく猫が胸に乗り状態で読書すると、トムの冷静さや思慮深さに脱帽し、猫のしぐさの描写には微笑んでしまいました。「仙台暮らし」に猫の話しもありましたね。

本来の性質や所属や種族、本音と建前と、中と外、利害、価値観
夜の闇に紛れ込んで真実は見えない。でもかすかな光でも捉える猫の眼があれば・・・

半分も杉れば、なんとなくカラクリは見えてくるけど、オーデュポンの祈りを読んだときのような、気がつくと何か心の中に祈りや願いが、少しずつ少しずつ重なってくる小説でした。
そして読後感は自分にとっては「ミュージック!」
個人的には銀行強盗さんたちの演説もまた聞きたいなあ。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0 ファンタジーのような現代のイソップ寓話
... 続きを読む
投稿日: 20日前 投稿者: 夢人
5つ星のうち 2.0 他の作品とのリンクがほしい
話自体はよく練られていて
序盤の物語の細かい設定の説明を我慢して読めば
中盤や終盤にはスピード感あふれる謎解きがあります。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: the mask of moonlight
5つ星のうち 4.0 伊坂幸太郎さんの作品らしい物語です。
途中で少し中だるみをしましたが、彼の作品そのものという感じです。最後ラストの終わりかたが?という感じもありましたが、まあ80点評価は出せると思います。
投稿日: 3か月前 投稿者: ヘーチャン55
5つ星のうち 3.0 ファンタジー?大人の童話?
「仙台の港から小舟に乗り、釣りに出かけたはずだったのに。」... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: ゆこりん
5つ星のうち 4.0 作者の新境地を開いた秀作
デビュー作「オーデュボンの祈り」以来の寓話的作品だが趣きがやや異なる。戦争で敗れた国に住む猫のトム(人語を解する)の一人称、その国に伝わる怪物「クーパー」退治に向... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 紫陽花
5つ星のうち 4.0 初めて読みました 斬新!
たまたま人からもらって読みました。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: みなこ
5つ星のうち 4.0 普通であることの幸せ
人間はいつも大義の押し付け合い。平行線。
本作の猫や鼠のように歩み寄ろうという姿勢が大切だと思った。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: 影丸
5つ星のうち 5.0 やはり、伊坂さんは天才です。
... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: 大浦千鶴子
5つ星のうち 1.0 伊坂ファンの友人の薦めで
名前だけ知っている作家さん。
たまたま友人から本を頂き、読んでみました。

なんだかすごく、つまらなかったです…。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: 柚子胡椒
5つ星のうち 3.0 重さ以上に重いぞ!
ネコのトム目線で眺めることが多い為、
ふんわりとした印象の1冊でしたが、
危機への対応がのんびりしている日本を思って書かれたのか、... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: クリノミライ
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