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最も参考になったカスタマーレビュー
27 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
段々と即物的になっているような,
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レビュー対象商品: 夜の公園 (単行本)
川上弘美さんが好きで、エッセイ以外はほとんど読んでいます。本作もちょうどGW前に発売となったので、早速読了。 感想としては「川上さん、だんだん即物的になってるかなあ」というところです。 先日「文学界」での連載が終了した「真鶴」もそうですが、初期の頃から最近までの短編にあった「うそばなし」的要素はほとんどなく、「センセイ」や「溺レる」、「ニシノ」あたりにある、ヴェールがかかったようなエロティシズムも後退して、ごく日常的な「不倫」とか「離婚」とかのモチーフが、連作短編としてここに存在しているような感じです。 まあ、悪くはないですよ、もともと非凡な筆力と表現力がある作家さんですし。楽しめます。 ただ、このままで行くと、川上さんが川上さんであるためのレゾン・デートルみたいなものが、段々希薄になっていくような気がして仕方がないです。 悪く言えばこの作品や「真鶴」は、ただの平凡なおばちゃん文学になっちゃっている。 この傾向は、長いのになると顕著みたいな印象があります。 昔からうすうす思っていたのですが、川上さんは、あまり長いのが得意じゃないんじゃないでしょうか、失礼ながら。 あの、川上さん的な、手製手榴弾のような(中には家庭用花火の火薬が一杯入っている)短編集がまた読みたいな、と思ってしまいました。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
漂うひとびと,
By hii (tokyo) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 夜の公園 (単行本)
いま読み終わったところなのですが、小説冒頭の夜の公園のシーンを再び読み返してしまいました。川上さんの関心は、物語世界から現実世界へと移ってきているようですが、変質はしていないな、と思います。しっかりとした川上さんの視点が感じられます。しっかり登場人物が浮遊してます(笑)。「夜の公園」っていうイメージは凄い!あたかもそれが人の生きる世界の縮図のような。。。確かに、以前の小説にあった、のほほんとした感じが好きだった人には向かないかもしれません。複数の登場人物の恋愛が話の中心になるのですが、「不倫」と決めつけて読むと、とたんにつまらなくなります。「不倫」という言葉ってなんなんですかね。やれやれ。
17 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
この作品の中の誰も愛せない,
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レビュー対象商品: 夜の公園 (単行本)
「センセイの鞄」であれほどの支持を受け、恋愛のリアリティとファンタジーが一体化した世界を描き出した川上弘美の、これが最新作か? というのが正直な心境。多くの読者にとっては、これは受け入れ難いだろう。というか、この支離滅裂な恋愛模様に擬態している、もたれあった未熟な人間関係に嫌気がさした人が多いと思う。読者に幻滅感、期待外れと言われても、今もてはやされている若手の芥川賞作家の、ぶっちゃけ露悪的告白文体に、ためをはるつもりだったのだろうか、無意識にでも。 こういう恋愛をしている人間は、案外たくさんいるだろう。簡単に言えば、流されて漂いながら生きて、責任を持たずに子供を生み、そうすることで生きている手ごたえを得たように錯覚する体質の人間は。 彼女独特の文体と、主人公や登場人物の名前の音感・ネーミングのお陰で、字面からだけは明るく軽やかな雰囲気が漂うが、まあ、忙しい時間を裂いてまで読むことをお勧めできる作品ではない。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 3.0
怖いお話。
これは、不倫の話が中心であるかのごとく装われていますが 女性の真性を暴くことがメインテーマではないかと思います。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: 猫猫
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