これは、主要人物の演技とか映像とかの理屈ではなく、とっても心にくる映画でした。
「歩行祭」という学校行事を中心にストーリーは進んでいきます。
貴子の親友が途中につぶやく台詞が印象的です。
「何の意味があるのかは分からないけれど、みんなで過ごす24時間。この時間はすごく特別だと思う。普段できないことが、できてしまいそうな・・・そんな気にさせる」
これはおそらく、誰もが味わう感覚。
文化祭・修学旅行・体育祭etc、学校のイベント時の高揚してどこか切迫した気持ち。
訳の分からない焦り感。
「今日が終わってしまう」という気持ち。
登場人物のそんな気持ちがひしひしと伝わってきます。
ドラマがいくつも生まれるイベントの日。
(多くは告白という形であらわれる)
そんな一日が見事に描かれた作品です。
徹夜明けの朝の映像とかも、ちょっとぼやけていて朝日がまぶしくて・・・けだるくてとても美しい光景がひろがっています。
主要人物の一人、西脇くんはむっすりしたスポーツマンタイプ。
しかし、このタイプは学年に数人居ました。
ものすごく無愛想で、クラスの掃除とかまったくしないタイプ。
しかし、結構モテる(笑)。
クラス委員からすると嫌なタイプです(爆)。