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10年ぶりに本書を読み返してみて、10年前の自分では若すぎて理解できなかった部分が改めて深い感慨として襲ってきた。
また10年後読み直せば、また新たな感動を与えてくれるであろう。いつまでも読み返していきたい一冊である。
衣食住だけでなく人間としての尊厳さえも奪われた収容所での生活でフランクルが仲間と夕日を眺め、その美しさに心奪われる場面がある。 人間はそのような状況でも「こころの世界」、「内面的な世界」を失うことがないということは、そのころ悩みを抱えていた私にとって大きな希望となり、苦悩への答えとなった。
わたしたちがどんなに最悪の状況でも「その状況に対する態度を決める自由」だけは決して失われないというフランクルの言葉はさまざまな問題を抱える今の日本に生きる私たちにとって力強い励まし、1つの答えとなるに違いないと思う。
人間の究極の「こころの世界」をえがくこの本はすべての人にすすめたい一冊である。
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