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25 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「お母さん さよなら」,
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レビュー対象商品: 夜、海へ還るバス (アクションコミックス) (コミック)
帯や店頭POPを見る限りでは、女性の同性愛がテーマの基軸になっているような雰囲気でしたが 内容は決してそれだけではないと感じました。 もっと深い、男女という性、もっと言うならば 現代に生きる人という生き物がこころに抱える、昏い「孤独」 そういった哀しみを、森下さんは『大阪ハムレット』 と同じ飄々とした語り口で表現しています。 魂に深い孤独を巣食わせる女性、美波と こころを通わせてゆく主人公、夏子。 月明りの下、夏子と美波が互いの孤独を慰め合うシーン。 そして、母なる胎内(それは女性である彼女自身でもある) へ還ってゆくラストシーンは何度読んでも涙が出ました。 夏子は最後「さよなら」と呟いて 母に掛けられてしまった呪縛から自らを解き放ちます。 過去を棄て去ることはできない。 恨みや憎しみからはなにも生まれない。 しかしたとえその傷を抱えたままでも いたみに拘らず、囚われずに生きて行くことは できるのだ、と いままで自分が迷い苦しんできたことへの確かな答えを もらった気がしました。 すべてひとの、すべての苦しみに対する答えではないと思います。 でも 生きることに、こころに、いたみを覚えるすべての人へ 何らかの慰めになればいい そう願ってこの作品をおすすめします。
18 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
これだけ傑作、各マンガ賞受賞作が一冊の雑誌、漫画アクションから続いて出ていることがすごい。,
By 脳 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 夜、海へ還るバス (アクションコミックス) (コミック)
ガクガクブルブルで読み終え、そういえば作者はごまちゃんブレイク以前、ガロとジャンプ両方で描いてた恐ろしいひとだったことを思い出す血も凍るマンガ読み体験。普通にゴマちゃんとかかわいい四コマ描いた方が雑誌も作者も割が良いんじゃないかと、知らんのに思いますが、でもこんなにもスゴいの描いちゃうんですね。 作品に星5つどころではないほど楽しませていただきましたが、それよりもまず安楽な道をとらずにこれだけの作品をものした作り手側のその姿勢に感動します。
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
スゴイ漫画。絶対読んでほしいな。,
By
レビュー対象商品: 夜、海へ還るバス (アクションコミックス) (コミック)
読んで、たださみしいというのが孤独じゃなく、じぶんの中にあるどうしようもない思いと 一人で闘わなければならないというのが 孤独なんだと思った。 しかし、娘にとって母ってどうしてこんなに とんでもない存在なのだろう? 仲がいいとか悪いとか、そういう簡単な言葉では 言い表せない、業とも言える愛情と孤独が 描かれていて、読み終わると涙が出てきてしまう。
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